実録・妻の浮気

【妻の浮気】余命を宣告された妻の告白

妻の浮気

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、病魔に侵された妻から浮気を告白された夫の体験談をお伝えします。

<登場人物>
・私 40代後半
・元妻 40代後半
・元妻の浮気相手

妻の浮気 余命を宣告された妻の告白

妻の浮気
元妻は8年の闘病生活の末に亡くなりました。

お見合いを通じて出逢ったのが、今から10年以上も前。笑顔がキラキラと輝く明るい女性で、それでいて静かに話す落ち着いた雰囲気が気に入り、すぐに2人で会うようになりました。

付き合って1年が経過した頃、結婚の話を切り出すと、彼女は「急ぐことではない。もう少し独身でいたい」と先延ばしにし、それから1年後にようやく結婚まで辿り着けました。

仕事柄、私は出張が多く、交際中も結婚後も家を空けることは珍しくありませんでした。「長期」とまでは言えませんが、1ヶ月くらい出張先に滞在することも多々あります。

その時も出張期間が急に延長になり、1ヶ月半ほど経ってから妻の待つ我が家へ帰ったのです。出迎えてくれた妻は「大事な話がある」と神妙な面持ちで切り出しました。

妊娠かもしれない…。

険しい顔つきでしたが、子供を望んでいた私は淡い期待を抱き、スーツを脱ぎ散らかしたまま、急いで妻がいるリビングへ向かいました。しかし、妻から告げられた言葉は予想もしなかったほど残酷なものでした。

「私、ガンになった」

単刀直入に、そして淡々と告げる妻を目の前に、何も言えない自分がいました。ただ茫然とする私に対して、妻はさらに追い打ちをかける言葉を口にしました。

「突然だけど、好きな人がいるから離婚して欲しい」

私は最初、この言葉を信じませんでした。余命を宣告された妻が、私を独身に戻すために言った優しい嘘だと思いたかったのです。

首をめいっぱい横に振る私を見て、妻は静かに話を続けました。

妻の告白

妻の告白
あなたのことを嫌いになったわけじゃありません。

でも、私にはお見合いをした時から付き合っている彼がいます。当時の彼は妻帯者で「妻とは別れる」と言うから信じて付き合っていたのに、なかなか別れませんでした。だから、あなたとのお見合いを受けることにしました。

交際1年目に、あなたからポロポーズをされた時、「ちょっと待って欲しい」と言ったのは、今度こそ本当に妻と別れる、と彼が言ったからです。

私は1年だけ待つことにして、それでも別れなかったら、あなたと結婚することを彼に告げました。それなのに彼は「子供が小さいから」と離婚をせず、私はあなたとの結婚に踏み切りました。

あなたには本当に悪いと思っています。

それなのに、結婚後も私は彼との関係を断ち切ることはできませんでした。あなたが出張の時に、2人で泊まりの旅行へ出掛けることもありました。そして、遂に先月、あなたの出張中に彼の離婚が成立したんです。

あなたのことを考えると申し訳なくて、勝手な振る舞いだと分かっているのに、どうしようもないくらい彼のことが好きで、すぐにでも一緒になりたいと思うようになりました。

そんな矢先、私のガンが発覚しました。

医師から余命の宣告も受け、私との明るい未来は望めないはずなのに、彼は私と一緒になりたいと言ってくれています。

お願いです。どうか離婚して下さい。

そんな内容の告白でした。

回避できなかった離婚

離婚届

妻の一方的な告白を聞いて、すぐに受け入れられるほど私の器は大きくありません。

私の気持ちは?二人で過ごした時間は?

闘病生活だって私が支えたいと本気で思いました。

しかし、妻は「残された時間は彼と過ごしたい。私がずっと欲しかった時間だから」と譲りませんでした。私がどんなに妻を好きでも、妻には好きな人がいます。そして時間が残されているからこそ、誰にも遠慮せず、好きに生きたいと言います。

私たちには子供がおらず、年老いた両親が介入する話でもないと思ったので、最終的には2人で話し合いを重ね、妻の40歳の誕生日に離婚届を提出しました。

もちろん、本意ではありませんでしたが、妻の浮気相手は慰謝料を支払うとまで言っており、2人の本気度を見せつけられる度に、私が折れるしかない、と思うようになりました。

ちなみに、慰謝料に関しては「今後、妻の治療にお金が掛かるだろうから」と辞退しました。

離婚後、元妻はガンと8年間、闘い続けたそうです。そして、8年の闘病生活の末、ずっと大好きだった男性に看取られて亡くなりました。

その男性は、その後も独身を貫いています。

私は…と言うと、お見合いで元妻と出逢って結婚したものの、その期間も彼女は浮気相手の男性を愛しており、あの幸せな時間は何だったんだろう?と思うことが多々あります。

彼女が亡くなってしまった今、怒りや憎しみとも違う複雑な感情が湧き上がっていますが、私を含めた全ての人の時間に限りがあることを実感し、これから先の人生を丁寧に生きて行きたいと思っています。

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