実録・妻の浮気

【妻の浮気】枕営業は浮気?許せなかった妻の行為

ベッド

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は妻の枕営業を知った夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代半ば
・妻 30代前半
・妻の取引先の男
・私の母
・私の上司
・息子 1歳

妻の浮気 枕営業で成績を上げていた妻

ベッド

妻とは職場で出会って結婚しました。

妻は2年後輩で、新入社員だった頃は仕事を教えることも多かったのですが、吸収力やコミュニケーション能力が高く、あっという間に業績を伸ばして行きました。私にとって「後輩に負けてはいられない」とモチベーションを維持する存在でもありました。

妻と付き合うようになったのは、会社の飲み会の後に同じ方向だった妻を送ったことがきっかけです。酔った勢いで妻のアパートになだれ込んで、そのまま男女の関係になりました。

正式に付き合ってから1年後に、妊娠がきっかけで結婚し、私は専業主婦になって欲しかったのですが(せめて息子が小学校を卒業するまでは)、妻は「仕事を続けたい」と拒み、息子が1歳になると同時に保育園に通わせ、早々と職場に復帰しました。

1年のブランクの後は「顧客を取り戻したい」「契約を増やしたい」と、以前よりも熱心に働くようになり、接待で残業になることも多々ありました。

私の方は、仕事が落ち着いていたので残業がほとんどなく、保育園のお迎えは主に私が行っていました。どうしても仕事で間に合わない時は、実家が近かったので、私の母に行ってもらいました。

それから数ヶ月後、妻は次々と契約を獲得し、一気に業績を伸ばしていきました。その一方で、妻の残業は増えるばかりで、終電ギリギリになることもありました。

家族との時間が取れないこと、また、1歳になったばかりの子供の面倒を私や私の母にまかせっきりの妻に不満が募り、何度か妻に状況を説明して、改善してもらうように言ったこともあります。

それでも妻は「1年のブランクを取り戻すためには今が大事な時」とか言って、改める様子は全く見られませんでした。

 

男からの電話で浮気を問い詰める

電話

そんな状態が数ヵ月ほど続いた、ある金曜日の夜、妻がかなり酔った状態で帰宅しました。

終電間際の時間だったと思います。妻はなんとか自分の足で帰宅しましたが、玄関で眠ってしまうほど酔っていました。だらしなく倒れ込んでいる妻を抱え上げると、妻の髪から男性の香水と強いタバコが入り混じった、何とも言えない強烈なにおいが漂って来ました。

怒り半分、呆れた気持ち半分で、妻をベッドに寝かせて、接待だったのかな…と思いながら、妻のバッグから飛び出て玄関先に散らばった小物を整理していると、靴の横に落ちていた妻のスマホに着信がありました。

「こんな真夜中に誰だろう?」と覗いてみると、知らない番号が表示されており、名前は登録されていませんでした。さすがに、こんな時間に仕事の用事ではないだろうし、妻の家族から緊急の用事かも?と思って、出てみることにしました。

「もしもし」と自分が言う前に、電話口の男はこう言いました。

「〇〇さん(名字)?またヤラせてよ~。ヤラせてくれたら、契約もっと増やすからさ~」

電話口の男も酔っている口調でしたが、私が黙っていると、次に具体的な性行為の内容を言って来て、あまりにもおぞましくて無言のまま電話を切ってしまいました。

電話を切ると再び同じ番号から着信があったので、慌てて番号をメモしました。

妻を起こして問い詰めようと思ったのですが、起こしたところで会話ができそうにもありません。

翌日、自分のスマホから男の番号に電話をすると、会社から支給されている携帯だったのか、男は「はい、〇〇(企業名)の〇〇(名前)です」と名乗りました。

「間違えました」

そう言って切ってから、実家に電話を入れて「急に出社することになったから、息子の面倒を見て欲しい」とお願いし、母の到着と入れ違いで会社へと向かいました。

枕営業確実!妻の業績を見て唖然

私が家を出る時に、母から「〇〇(妻の名前)さんは?」と聞かれ、「寝てる」と答えると、時計を見て露骨に呆れた表情を浮かべていました。

朝10時を過ぎているのに、夫と1歳の子供をほったらかして寝ている妻に愛想を尽かしたのでしょう。

会社に到着した私は、妻の業績を調べました。すると、〇〇(電話相手の企業名)との取引が異常に増えており、前日の内容から枕営業をしていると確信しました。

相手が口走った具体的な性行為の内容は伏せますが、それは決して軽い内容ではなく、飲み屋さんで酔った勢いで…とかは考えられません。

ホテルとか相手の自宅とか、とにかく密室でなければ発展しない行為です。

帰宅後、母に息子を連れて帰ってもらい、妻を問い詰めました。

二日酔いで頭がガンガンする…と、こぼしていた妻でしたが、昨日の電話の内容や着信のあった電話番号、さらに業績のメモを見せながら問い詰めると、明らかに表情がこわばり、絶句していました。

「要求に従えば契約してもらえた」

小さな声でポツリとつぶやいた妻は、それ以上、何も言わずに寝室に戻ってしまいました。99%は枕営業だと確信していても、実際に妻の口から聞かされると、後を追いかける気力すら失せて、私もソファーの上で長い時間、ぼんやりとしてしまいました。

その日の夜、私が実家へ息子を迎えに行っている間に、妻は出て行き「しばらく実家に帰ります」と置き手紙がありました。

会社に報告して慰謝料を請求

会社

子供の面倒も見ずに自分のことだけを優先してきた妻を、私はどうしても許すことができず、休み明けの月曜日、上司に枕営業を報告しました。

しかし、上司は「家庭の問題には首を突っ込めない」と言い、さらに「営業の仕方については容認できないけれど、我々が関与できることではない」と、まるで黙認するかのような発言をしました。

我慢ができなくなった私は、取引先の名前を出して「では、あちらに慰謝料を請求して、相手の会社にも報告します」と切り出しました。

上司は、さすがにそこまでされては困ると慌てて、常務に相談するまで動かないで欲しいと言われました。

数時間後、常務から呼び出されて、浮気相手の代わりに会社が慰謝料を支払うこと、妻を事務職に変更することを約束し、その代わり、相手の会社には何も言わないで欲しいと頼まれました。それだけインパクトが大きい相手なのでしょう。

ただ、その取引先に常務の知り合いがいるので「該当者には厳しく注意して、場合によっては処分をしてもらう」と言ってくれました。

内々で処理したいことは明白でしたが、私も務めている会社そのものの危機は望んでいないので、それで了承しました。

妻は、あの日以来、帰っていません。会社も休んでいます。最初のうちは連絡を入れて休んでいたようですが、事務職になったと通達されてからは無断欠勤が続いているそうです。

また、私に謝っても来ないので、許しようもありません。

息子が1歳になって職場復帰をしてから育児も放棄状態だったし、こうなった今でも一度たりとも息子の顔を見に来ないので、離婚は時間の問題でしょう。

今後は、妻への慰謝料請求と息子の親権を取るために、手続きを進めていこうと思います。

 

<浮気探偵.com編集部より>そもそも枕営業は浮気になるのか?

LOVE

今回の体験談はショッキングな内容でしたが、女性が男性に対して、男性が女性に対して、男性が男性に対して…など、様々な枕営業が人知れず行われていることは否めません。

業績等が欲しくて誘ったのか?それとも仕事を餌に強要されたのか?など、あらゆるケースが想像できますが、枕営業は表面化しないことが多く、今回の体験談も実際のところは、どのような経緯があったのか?は分かりません。

ただ、そもそも「枕営業が不貞行為(浮気)に該当するのか?」は難しい問題です。

2015年の判決では(この場合は女性が夜のお仕事でした)、裁判官が「「顧客の性欲処理に商売として応じたにすぎず、何ら婚姻共同生活の平和を害するものではない」とまで述べ、枕営業は不倫に該当しないと判断しました。

参照:「枕営業」は不倫ではない?! 東京地裁が仰天判決(産経新聞 2015年6月17日付)

この判決を踏まえると、慰謝料の請求については進め方に慎重を要しますが、離婚そのものは可能だと考えられます。民法第770条で定められた離婚ができる条件を確認してみると、以下のような記載があります。

  • 配偶者に不貞な行為があったとき。
  • 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
  • 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。
  • 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
  • その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

一番下に書かれている「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」で主張できる可能性があり、それに伴って、慰謝料請求まで話を進めることができるかもしれません。

いずれにせよ、「電話で相手の男が言っていた」だけでは、客観的な証拠を示すことができないので、離婚問題に詳しい弁護士の先生に相談をするか?あるいは、探偵事務所や興信所を使って、現在も関係が継続しているのではないか?と行動調査を依頼する等、プロの力を使った対策が必要です。

奥さまが家を出たまま、一度も謝罪をして来ないこと、息子さんの顔を見に来ないこと等を考えると、もしかしたら、1つの枕営業が発覚しただけで、別の枕営業や特定の浮気相手がいた可能性も捨てきれません。

何か怪しい…と思ったことがあれば、探偵事務所への無料相談だけでも利用してみましょう。豊富な実績と経験から、問題解決に向けた提案を得ることができるでしょう。

 

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