実録・夫の浮気

【夫の浮気】嘘を続ける夫の浮気

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・夫の浮気」として、最愛の夫に浮気をされてしまった女性の体験談をお伝えします。

登場人物
・私 20代後半
・夫 30代後半
・S子 夫の元カノ
・H子 夫の同僚
・娘 幼稚園児

夫の浮気 嘘を続ける夫の浮気

嘘

夫とは私が大学生のときに知り合いました。

当時の私はパン屋さんでバイトをしており、夫は常連のお客さまでした。私がバイトに入ったばかりで、まだ仕事に慣れずに手間取っても、いつもにこやかに忍耐強く待ってくれるお客さまでした。

「いつも手際が悪くて申し訳ありません」

そうやって謝るうちに、少しずつ会話を交わすようになり、気付いた時には夫がお店にやって来るのを楽しみにしている私がいました。当時の夫は、そのパン屋さんの前にある会社で働くビジネスマンでした。

ある日、バイトが終わって帰ろうとした時に、ものすごい雨が降り始めて、お店の前で雨が落ち着くのを待っていたところ、仕事を終えた夫が私を見つけ、駅まで傘に入れてもらえることになりました。無事に駅まで到着したものの、集中豪雨のため電車が止まっており、駅前のレストランで一緒に夕飯を食べることになりました。

このことをきっかけに、連絡先を交換し、プライベートでも出掛けるようになりました。正式に告白されたのは、1ヶ月後。優しくて、誠実な人だったので、すぐにOKをしました。

交際後、1年の同棲を経て、私が大学を卒業すると同時に結婚をしました。すぐに子供もできたので、私は卒業後に就職をせず、そのまま専業主婦となりました。

娘に渡した古い携帯で浮気が発覚

携帯

夫は交際当時から残業が多く、それは結婚をして娘が生まれてからも変わりませんでしたが、平穏な毎日は何年も続き、私はこの生活に満足していました。

ある時、夫が新しい携帯を買い、古い携帯は「もう使わないから」と幼稚園に入ったばかりの娘に、玩具として与えていました。その携帯からは電話ができないみたいだし、娘が何にでも興味を示す年頃で、少し目を離すと私の携帯をいじってしまうので、ありがたい玩具です。

しかし、娘に渡す前に、時間を掛けて過去のデータを削除していましたが、アカウントの引き継ぎが上手くできていなかったのか、これまで通り、LINEなどは届いていました。

今まで夫の携帯を覗いたことなどありません。

でも、あまりに頻繁に届くので、興味本位でLINEを見てしまい、強いショックを受けました。絶対に子供には見せられない画像(裸の女性)が写っており、文章を読み進めていくと、どうやらその女性と肉体関係を持っているようでした。

相手の名前はS子。

夫から以前聞いたことのある、元彼女の名前でした。

LINEのやり取りを遡って読み、さらにショックを受けたのは、夫が出張でS子が暮らす地域に行った際は、必ず会って関係を持っていたのです。しかも、つい最近も!!

今まで一度だって、浮気を疑ったことさえなかったので、本当に信じられませんでした。

別の女性とも関係を!

女性

悔しくて悔しくて、もっとS子との関係を暴こうとした時、ふと「他にも女がいるんじゃないか?」と思いました。

少し遠くに住んでいる人とまで浮気をするような人です。身近にも愛人を作っていたって、おかしくありません。

男の名前で登録しているかもしれない…と、片っ端から見ていくと、同僚の女性とやり取りを発見しました。H子と登録されている女性とは、残業帰りに一緒にご飯を食べて、そのままホテルへ行っていることも突き止めました。

S子だけでも気が狂いそうなのに、他にも女がいたなんて…!

さらに私がショックだったのは、LINEで夫がウソばかり送っていることです。

「妻とは一緒に住んでいない」
「だいぶ前から別居している」
「子供はいない」

夫がー。

あの優しくて誠実な男性が、送った言葉だとは信じられませんでした。

その後も続いた夫の嘘

嘘

見て見ぬフリなんてできません。

夫が仕事から戻って来る前に娘を寝かしつけ、帰宅した夫をすぐにリビングへ呼び、娘に渡した携帯にもLINEが届いていること、内容を見たこと、そしてS子やH子との浮気を知ったことを伝えました。

言い逃れができないと思ったのでしょう。

夫はすぐに浮気を認め、謝罪をしました。浮気の理由は仕事の忙しさによるストレスと遅くなって帰ると私が寝てしまっているため夫婦生活に不満があったこと、だと言います。

それでも「浮気は一切やめるから離婚はしたくない」と言われ、娘のことを想って今回ばかりは許すことにしました。

その時の私の選択が間違っていたと知るのは、半年後のことです。

珍しく自宅の電話が鳴ったので出てみると、「え?あれ?」と戸惑う女性の声が聞こえた後に「あの、S子ですけど、○○さん居ますか?」と言われました。

S子、この名前を忘れる日はありません。

「失礼ですけれど、どういったご用件でしょうか?」

私の言い方にも棘があったと思います。S子もムッとしたような口調で言いました。

「どなたですか?お友達の方ですか?」

「妻です」

私が答えると、S子はものすごく驚いた声を出しました。それを聞いた私も驚いたくらい大きな声です。

S子は明らかに困惑していました。

「せっかく東京に出て来たのに」

S子がそう言うので、今いる場所を聞き、会って話すことにしました。初めて会ったS子は、私と喧嘩をするような姿勢を見せず、ただ不思議そうに色々と尋ねて来ました。

S子から聞いた話をまとめると、夫は浮気をやめると約束したにも関わらず、S子には独身だと嘘を言い続け、付き合い続けていたそうです。それ以外にも、事実とは異なる嘘が多く、娘のためとは言え、これ以上、信じることはできないと判断しました。

その日のうちに荷物をまとめ、幼稚園に娘を迎えに行った足で、実家へ戻りました。実家の母から、夫の母へ直らない浮気を虚言壁について伝えてもらい、慰謝料を請求して離婚をすることになりました。

夫のことは好きでしたが、これから先も嘘を重ねる夫に傷つきながら生きていくのかと思うと、別れる決断をして良かったと思います。

現在は親権などについて協議中です。

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