実録・夫の浮気

【夫の浮気】出会い系サイトの利用は不倫になりますか?

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は、旅行中に夫が出会い系サイトを使っていると知った妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代後半
・夫 40代前半

【夫の浮気】妻との旅行中に出会い系サイトで相手を探す夫

出会い系サイト

夫とは、結婚して15年が経ちます。交際期間を入れると17年で、子供はいません。

平日はまっすぐ帰って来て、2人で夕飯を食べてから、録画していたドラマやバラエティ番組を観たり、週末は近くの温泉やスーパー銭湯に行ったり、一緒にマッサージを受けに行ったり、夫婦仲は良好だと思います。

ただ、結婚して3年目くらいからでしょうか。夜のスキンシップは、ほとんどなくなりました。ダブルベッドで一緒に寝ているのですが、今では寝る時にお互い反対方向を向いているほどです。

とは言っても、2人とも土日休みで休日は朝から晩まで一緒だし、平日の帰宅時間も遅くありません。お酒も飲まない人なので、誰かと出掛けることもないし、友だちと会ってから帰ることもありませんでした。

だから、夜のスキンシップがなくても、それについては「淡泊なんだろうな」とか「飽きたんだろうな」程度に思っていて、浮気の心配は全くしていませんでした。

一つだけ気になることがあると言えば、寝る前にベッドの中で、私に見られないように極端な角度でスマホを見ていることです。

絶対に画面が見えないように、ありえない角度にしているので、怪しい(いやらしい)サイトを見ているのだろうな…と思って、何度か「何見てるの?」と突然、近寄ったことがあるのですが、いつもその瞬間に画面を切り替えられて、「ヤフーニュース」と誤魔化されていました。

でも、男の人だから、そういうサイトを見ることもあるだろうし、追及したり、詮索したりはしませんでした。揉めても空気が悪くなるだけだし、この件に限らず、ちょっとでも私が面倒くさいことを言おうものなら、すぐに寝たフリをされてしまいます。

妻の誕生日に東北旅行

東北

私たち夫婦は旅行が趣味で、週末や祝日がくっついた連休を利用して、関東近郊の温泉地に行っています。また、年に2~3度、有給休暇を取って、1週間ほどの旅行に出掛けています。

これは、結婚してから15年、ずっと続けていることで、コロナの感染拡大が始まった2020年に初めて断念したほどです。今年も、コロナの状況が改善されていないので、行く・行かないを迷っていたのですが、レンタカーを借りて、飲食店や宿泊施設ではマスクの着用を徹底していれば大丈夫だろうと判断して、行くことにしました。

気の緩みと思われてしまうかもしれませんが、コロナ禍になってから、私は完全に在宅勤務で、夫も月曜以外は在宅勤務で、息苦しさを感じていました。ただえさえ、コロナで閉塞感があるのに、四六時中一緒なんて。

しかも、夫は在宅勤務中、ZOOMで会議をすることが多く、私は物音一つ立てられません。私だって、電話とかで打ち合わせをしないといけないのに「無理。今から会議があるから外でやって」と言われたり、はっきり言ってストレスが溜まっていました。

だから、どうしても気分転換がしたくて、大好きな東北への旅行を決めました。私も夫も有休が溜まっていたので、5日間ずつ取得し、前後の土日と合わせて9日間(8泊)の予定を組みました。

時期は、夏休みが終わる頃なら「密」も避けられるだろうし、宿やレンタカーもオンシーズンより安いと判断して、9月上旬の私の誕生日前後に決まりました。

誕生日を日常と違う土地で迎えられることを楽しみにして、それまで毎日の仕事や家事をこなしていました。

それなのに…。

旅行先で出会い系サイトばかり見ていた夫

宿

せっかく8泊できるので、同じ宿では飽きてしまうと思い、宿は毎日、違うところを予約しました。

趣のある温泉宿、ビジネスホテル、高級な宿、またまたビジネスホテル…と、予算との兼ね合いもあるので、高いところ、安いところをほぼ交互に予約して、旅行中はずっと夫が運転してくれました。

東北と言っても広いので、幾つかの県に行ったのですが、ただ助手席に座っているだけとは言え、疲れやすい私は、宿に到着するといつもより早い時間に眠くなってしまい、だいたい10時過ぎには寝てしまっていました。

夫が布団で、いつも通り、スマホをありえない角度で見ていることは知っていたし、夜中にトイレに起きた時に、夫の姿が見えないこともありましたが、「大浴場にでも行っているのだろう」と全く気にしていませんでした。

ところが、8泊目の最後の宿に泊まっている時、部屋の電話が大きな音で鳴り、慌てて出た夫がスマホの画面を上に向けたまま布団に置いた時、チラッと見ていたサイトが視界に入りました。

サイトの名前から出会い系と言うか、即会える掲示板みたいなサイトだと分かったのですが、あまりに驚いて(しかも予想外過ぎてショックを受けて)、何も言えませんでした。

その電話自体は、ただの間違い電話だったのですが、チラッと見えたサイトのことが忘れられず、その日はなかなか眠ることができませんでした。

11時を過ぎた頃に、夫から「寝ないの?珍しい」と言われましたが、「うん、ちょっとね…」としか言えず、しばらくすると、夫は「露天風呂に行ってくる」と、別棟にあるお風呂へ行ってしまいました。

その隙に、夫のスマホをチェックしようとしたのですが、ロックが掛かっていて見れませんでした。次に、私のスマホで、見たばかりのサイト名を調べると、やはり即会い系の掲示板で、都道府県ごとにページがありました。

その時に滞在していた県をクリックすると、上から2番目くらいのタイトルに、私たちが泊まっているホテルの名前が書かれていて(「〇〇ホテル近くで会える方」みたいなタイトルです)、それをクリックすると、投稿した人が、自分の年齢や見た目の他に「夜中に会える人いませんか?」と呼びかけていました。

そこに書かれたいた年齢は、夫の年齢とは10歳も違います。見た目は「優しそうと言われます」みたく曖昧な書き方で、たしかに夫も優しそうな顔付きですが、年が10歳も違うので「別人の書き込みかも」と思うことにしました。

ところが、掲示板の古い投稿をさかのぼって見ていると、同じ人が前日の夜に「〇〇温泉の近くで会える方」と、同様の呼びかけをしていました。その温泉は、私たちが前日に泊まっていた場所です。

さらに、別の県のページで2日前を見ると、やっぱり私たちが泊まったホテル名で夜に会える人の募集があり、3日前も4日前も5日前も、私たちが泊まった宿の近くで募集がありました。

何日前の投稿かは忘れましたが、1回だけ「今からお部屋に行っても良いですか?」みたいな返答があり、それに対しては「部屋はちょっとまずいので、外で会いましょう」みたく呼びかけていました。

投稿は4桁の暗証番号で削除することができるみたいで、試しに夫の誕生日を入力してみたところ、その投稿は削除されました。

これで、99%は夫の書き込みだ!と思っていた疑惑が100%に変わりました。

私が夜中に目を覚ました時、夫が姿を消していたのは、大浴場ではなく、レンタカーあるいは徒歩で、どこかに出掛けていた可能性があります。

出会い系を使うことは浮気になりますか?

30分後くらいに、露天風呂から戻って来た夫に対して、私は何も言えませんでした。言ったところで、私が投稿を削除してしまったので、証拠が消えており、それ以上に、ここで喧嘩になってしまったら面倒だと思ったからです。

夫が風呂に行っている間に一人で帰ってやろうか、と何度か思ったのですが、運転もできないし、とっくに東京行きの終電はないだろうし、運悪く最終日は近場に何もない温泉宿だったので、移動手段もなくて断念しました。

旅行からの帰り道は、ほぼ会話をしていません。それに、帰ってからもわだかまりは残っています。

一夜限りの出会いを求めていたのでしょうが、私の誕生日を兼ねた旅行で、こんなことをするなんて、理解に苦しみます。もちろん、だからと言って、すぐに別れたいとも思っていませんし、帰ってからは月曜に定時帰り、火曜~金曜の在宅、土日は一緒に過ごす、の日常が戻り、浮気の気配すらありません。

でも、そもそも論ですが、既婚者である夫が出会い系サイトを使うこと自体、浮気にならないのでしょうか?

実際に会ったかどうか?は分かりませんが、下心がなければ投稿しないでしょうし、気持ちとしては許せないくらい、非常に不愉快です。

<浮気探偵.com編集部より>あくまでも基準は肉体関係の有無

不貞行為

せっかく夫婦で出掛けた旅行、しかも奥さまの誕生日に、こんなことをされていたと知ってしまったら、ショックが大きいですよね…。お気持ちは理解できますが、法律上では、出会い系サイトを利用している=浮気・不倫に該当しません。

あくまでも、不貞行為=肉体関係(性交もしくは性交類似行為)がなければ、浮気・不倫には該当せず、逆に言えば、肉体関係を持っていれば、出会い系サイトで1回だけ会った相手や旅先での一晩限りの関係、風俗嬢による性的サービスなど、全てが浮気・不倫に該当します。

出会い系サイトの相手とホテルまたは相手の自宅等に行って、性的な関係を持ったことを証明できれば法律上の不貞行為(不倫・浮気)に該当しますが、ご主人のように「〇〇付近で会える方」だけの書き込みでは、会った後で食事をするだけかもしれないし、ドライブに行くだけなのかもしれません。

それ以前に、会ったことすら確証が掴めません。

しかし、出会い系サイトにリスクが多いことは紛れもない事実です。夫が相手の年齢を知らずに肉体関係を持ってしまうと、場合によっては「青少年育保護成条例(東京都)」「青少年愛護条例(兵庫県)」などに該当したり、金銭目的のトラブルに発展しまうこともあります。

現時点では「不倫・浮気をしている」とまでは言えませんが、今後のことを考えると、夫に目を覚ましてもらうためにも、見たもの・疑問に思っていること・今の気持ちを正直に打ち明け、もし2人で話すことが難しいようであれば、第三者を交えて話し合うことも検討してみましょう。

なお、旅行後も出会い系サイトの利用を続けていて、誰かと会いそうな気配を感じ取ったら、探偵事務所などに相談すると、不貞の証拠獲得のために調査を行ってくれます。

慰謝料や離婚うんぬんではなく、浮気の証拠を突きつけることで夫が改心し、復縁するケースも多いので、不安に思ったら、探偵事務所に相談してみましょう。

相談や見積もりの提示は完全無料で応じてくれます。

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