こんにちは。浮気探偵.com～浮気成敗コラム～です。今回は、夫の浮気を突き止めるべく、夫にカマをかけた妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代前半
・夫 30代前半
・Aさん（夫の浮気相手）
・娘2人
【夫の浮気】怪しいメッセージに浮気を確信！カマをかけると…
夫とは職場で出会って結婚しました。ちなみに職場は旅行関係です。
付き合ってから1年半が経った頃に結婚し、それから1年で娘を出産しました。娘が1歳になったら保育園を見つけて職場に復帰する予定でしたが、2人目を妊娠したので予定を変更し、しばらくは専業主婦として育児と家事に専念することにしました。
子育ては、聞いていたより大変ではなく（2人とも夜泣きもせず、熱を出すこともほとんどなかったので）、それほど体力的に疲れることはありませんでした。むしろ、娘たちと充実した時間を過ごすことができ、ささやかですが「幸せ」を実感していました。
夫も子煩悩でした。
結婚前から仕事の休みは不規則で、団体旅行が入ったり、旅行シーズンになると、残業や休日出勤になることもありました。また、直前に休みが変わることも珍しくありませんでした。
それに関しては、私も同じ職場だったので、不満を感じたことはありません。
仕事で疲れているはずなのに、休みの日には子供たちを公園に連れて行ってくれたり、良き夫である以上に、良きパパだと思っていました。
携帯電話に届いたメッセージで浮気が発覚
夫の浮気を知ったきっかけは、夫の携帯電話に届いたメッセージでした。
夫は、仕事とプライベートの携帯を分けていなかったので、いつでも急な呼び出しに対応できるように、休みの日でも肌身離さずスマホを持ち歩いています。しかし、この日は娘たちを公園へ連れて行くために出て行った直後に「財布を忘れた」と言って戻って来て、バタバタしていたせいか、今度は携帯をテーブルの上に忘れて行ってしまいました。
夫の携帯にメッセージの受信があったのは、夫と子供たちが出掛けてから20分くらい経ってからでした。
大事な呼び出しだったら、公園まで携帯を届けなきゃ…！と思って、メッセージを覗いてみると（夫の携帯にはロックが掛かっていますが、メッセージは待ち受け画面に途中まで表示されます）、「昨日は楽しかったね。ホテル代ありがとう。奥さんにはバレなかっ……」の部分まで表示されていました。
メッセージの上に、差出人の女性の名前も出ていましたが、同僚ではなく、まったく知らない名前です。
すぐに続きを読みたかったのですが、何度やってもロックが解除できず、さらに携帯を勝手に見ようとしたことを責められそうな気がして、この日は何も伝えませんでした。
公園から帰宅した夫は、急いで携帯を確認しており、私の様子を気にしながら、外へ行ってしまいました。
悲しい…とか悔しい…とか、そんな言葉じゃ表現できないような苦しさに見舞われると同時に、平和だった日常がなくなってしまう怖さを感じる一方で、必死に動揺を悟られないようにしていました。
でも、いつまでも素知らぬフリはできません。
この日は「頭が痛い」と言って、子供たちと一緒にさっさと寝室に入り、翌朝、夫が出社するまで、あえて起きずに顔を合わせませんでした。
嘘で夫に浮気を認めさせました
夫が仕事へ行ってから、メールを見てしまったことは告げずに、どうやって浮気を認めさせようか？と考えました。
できれば話題にもしたくなかったですし、うやむやのまま不倫関係が終わってくれたら…と思ったりもしました。でも、この不貞関係を放置して長引かせてしまうと、いつか突然、私と娘たちが捨てられてしまうような気がして「やっぱり早い方がいい」と思い直しました。
愛情だって、お金（ホテル代）だって、限界があるはずです。
話し合いの途中で逃げられるのは嫌だったので、夫の休みの前日に、娘たちが寝静まってから話を切り出しました。
「浮気している？」
ストレートに質問すると、夫は驚いた表情をしてから「そんなわけないだろ、どうしてそんな風に思うんだ」と冷静を装った声で返しました。
浮気相手からのメールを見ていなければ、この夫の反応を見て、信じてしまったかもしれません。
私は、夫に浮気を認めさせるための嘘を考えていました。
「実は、Aさん（メールの差出人）って人が訪ねて来たの。知っている人でしょ？先週、一緒にホテルへ行ったらしいじゃない」
夫は途端にムッとした表情になり「マジかよ…」と小さくつぶやきました。
「で、彼女はなんて言ってた？」
そう聞かれましたが、夫の質問は無視して、いつから関係があるのか？どうして付き合うようになったのか？これから私と子供たちのことはどうしたいのか？と、次々に質問しました。
夫の言葉に信憑性はありませんが、夫が言うには、Aさんとは本気ではなく一方的に好意を寄せられているそうで、あまりにしつこいから一度だけホテルに行った、と言います。
離婚はしたくない、子供たちとも離れたくない、と言いましたが「しつこいからホテルに行った」の部分が、どうしても受け入れらずに、繰り返し説明を求めました。
「どうして、そうなるの？しつこければ、ホテルに行くの？」
「そうでもしないと、家族に手を出されたら怖いだろ」
まるで家族を守るためにホテルへ行って身体を差し出したかのような恩着せがましい言い方に、嫌悪感さえ抱きました。
「それならスマホを見せて」と言っても「顧客情報もあるから見せられない」の一点張りで、「その人とのやり取りしか見ないから！！」と迫っても、絶対に見せてくれませんでした。
結局、それでは夫の言い分を信用できないので、離婚については保留にしました（ちなみに、翌日、夫は仕事帰りに新しいスマホを購入し、古い機種は破棄して来ました）。
夫は私だけではなく、子供たちにとっても大切な人です。それは分かっています。
でも、本当のことを隠し通そうとする卑怯な姿勢が許せず、今までと同じように、家族として過ごすことができるのか、正直自信がありません。
