実録・家族の浮気

【弟の浮気】嫁の浮気かと思いきや…まさか弟が!

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・家族の浮気」として体験談をお伝えします。まずは、この体験談に登場する人物を紹介します。

登場する人物
・俺 30代後半
・妻 30代前半
・弟 30代前半
・弟の奥さん 30代前半

弟の浮気 まさか弟が浮気なんて!!

弟

妻が浮気?動揺で頭が真っ白に

妻と出会ったのは学生時代。今から10年以上も前にある。一目惚れだったと思う。出逢った場所は合コンだったが、もともと俺の友人と仲が良く、そこから友達として出掛けるようになり、話をしていくうちに彼女には好きな人がいると知った。その時の俺はショックだったけれど、自分の気持ちを伝えていなかったので、とにかく慰めたり、元気付けたり、健気に「良い友人」を演出していた。

それから、しばらくは友人としての付き合いを続けていたが、彼女に意中の人もいないようだったので、勇気を出して告白。答えはOKだった。交際が始まってから、些細な喧嘩はあったけれど、順調に2人の時間を育み、3年目のクリスマスにプロポーズ、4年目のクリスマスに結婚。結婚前は友人関係だったこともあり、彼女の過去は知っている。浮気をされた経験のある人で、とても悲しい想いをしたと聞いていたから、絶対に俺は浮気をしないと心に決めていた。また、俺の親父も「浮気だけは絶対にするな」と口を酸っぱくして言う人だったから、結婚の報告をした時も、浮気についてはきつく忠告されていた。

結婚生活は想像以上に楽しく、子供こそ居ないものの、それでも定時で真っ直ぐ家に帰り、その日の出来事や笑い話をしながら晩酌をする些細な時間が愛おしかった。

ところが、ある日から妻の行動がおかしくなった。共働きだった俺たちは、どちらか先に帰る方が、夕飯の買い出しをすることになっていたが、妻は仕事を終えてから、どこかに立ち寄るようになった。

「少し遅くなるから先に食べていて」
「食べて帰るから、外で食べるか何か買って食べて」

どこで誰に会うのかは書いていない。しかし、浮気はないだろうと思って、あえて俺も聞かないようにしていた。夜の生活も「疲れているから」と断られることが続き、1ヶ月を過ぎた頃に、さすがにおかしいと思い、率直に疑問をぶつけてみた。誰と会っているのか?どこに寄っているのか?

妻の返事は曖昧で、質問をすればするほど、答えに整合性がなかった。浮気の証拠こそ掴めていないが、何かを隠していることは明確だった。しばらく頭の中が真っ白だった。その隠し事は何だろう…。そして誰と会っているのだろう…。好きな人ができたのかもしれない。楽しい夫婦生活は俺の独りよがりだったのかもしれない…と。

相談相手は弟の嫁。相談内容に驚愕!

相談

妻とは言え、人の携帯を盗み見するのは気持ちが悪い。とは言え、曖昧なことばかり並べて白状しない。この隠し事の正体を探らないことには不安が増長するばかりで、寝ている間に妻の携帯を覗いてみた。沢山のメールが残っている。相手のアドレスに見覚えがある。…弟の嫁だ!そう分かった瞬間に心が軽くなっていくのを感じたが、同時に、弟の奥さんと何のやり取りをしているのか気になった。

メールの内容から、数日前の夜も、先週の夜も、弟の奥さんと会っていることが分かった。遡って読むと、どうやら弟が浮気をやらかしており、妻は弟の奥さんの相談相手になっていた。浮気をされた過去があるからこそ、放っておけなかったのだろう。証拠集めを手伝ったり、自白させるためのアドバイスまで送っていた。また、メールには「お義兄さんには言わないで下さい」と俺への口止めをお願いする内容もあった。

弟の浮気を知った兄としての行動

兄弟

妻の浮気でなかったことに一瞬、安堵はしたものの、弟の浮気は、それはそれでマズイ状況に変わりない。親父は浮気を絶対に許さない人だし、この状況が知られたら、間違いなく弟は勘当される。妻のメールを盗み見したことを妻にも打ち明けられないので、まずは弟にメールを送り、飲みに行きながら様子を探ることにした。

「どう?仕事、忙しい?」
いきなり切り出すのはナンセンスだから、遠回しに仕事の話を始めると、弟は仕事が忙しく、相当なストレスを抱えていると打ち明けた。ストレスを抱えたまま家に帰ると、つい奥さんに当たってしまい、夫婦関係もうまくいかないと思い、寄り道をしてから帰ることが増えたと言う。妻のメールから察すると、この寄り道が浮気相手との逢瀬なのだろう。

俺にできることは、弟の浮気をやめさせること。

「寄り道も良いけど夫婦で食事に行くとか、2人の時間を大事にしないと」
この言葉がきっかけとなったのか、弟は奥さんに対する愚痴を次々と吐き出した。まずは夫婦関係を解決しないと、浮気も悪化するだろう…。そう思えるほど、不満は溜まっていたようだ。

ひとまず、この日は弟と別れ、頻繁に連絡を取り合いながら、妻の様子を窺うことにした。妻の帰宅が遅くなる日が頻繁になるのであれば、弟の浮気は続行中。妻の帰宅が通常通りに戻れば、弟夫婦の仲は元に戻った。そう思うことにした。

浮気がバレて弟夫婦は…?

浮気

1ヶ月半後、妻の帰りは以前のように早くなった。たまに一人で出掛けることはあっても、その時は弟の奥さんとお茶をしてくると言っていたので、出掛けるとすぐに弟に「ウチのがおまえの奥さんとお茶して来るって出掛けたよー」とメールを送った。何かの合図ではないが、こうすることで浮気を抑制させたかったのだと思う。

しばらく平穏な生活が続いた。弟の浮気も終わったのだと思っていた。ところが、ある日の夜、弟の奥さんが泣きながら我が家へとやって来た。弟の浮気を突き止めて、弟も事実を認めたようだ。泣きじゃくりながら弟の奥さんが話す横で、妻はこれまでのいきさつを話してくれた。

妻と弟の奥さんは、二人で弟の尾行をしていたらしい。そこで掴んだ証拠を使って、弟の奥さんが問い詰めたところ、遊び心でしたものだから許して欲しいと謝ったそうだ。それでも事実を受け入れることに抵抗もあり、許すことができないと言う弟の奥さんは言っていた。

「頼むから親父には伏せておいてくれ」
口からそんな甘えた言葉が出てきそうになったが、離婚となるとそうはいかなくなると思い、黙って飲み込んだ。浮気は悪い、弟が悪い。分かっているのに、弟を庇いたかった。

その日、弟の奥さんは「帰りたくない」と繰り返し、妻と話して我が家へ泊めることにした。翌日、弟に迎えに来てもらい、1ヶ月が経過したが。今のところは離婚には至っておらず、何とか持ち直したようだ。

探偵に浮気調査を依頼した方が良い人の特徴

浮気調査を自分の力で行うことは可能ですし、証拠を掴むことができる可能性も少ないですがあります。ですが、場合によっては自分で調査をしない方が良い場合があります。

離婚や慰謝料の請求をする場合

自分で浮気調査をしない方が良い場合の一つ目が、浮気が発覚した後に離婚や慰謝料の請求を求める場合です。もし自分のパートナーが浮気や不倫をしていた場合に、離婚や慰謝料を請求したいというのであれば、浮気調査をしてくれる探偵事務所に依頼することをおススメします。

理由としては、より良い条件で離婚をするために調停で協議をする時や、パートナーや不倫相手から高額な慰謝料を支払ってもらうためには、肉体関係を持っているかなどの不貞行為の証拠を掴む必要があることが挙げられます。離婚調停で裁判官に認めてもらうには、浮気・不倫相手に故意や過失があり、そのうえ不貞行為があったことを立証する証拠が無ければいけません。

自分で完全なる浮気の証拠を掴むのは極めて難しいことなので、探偵事務所に依頼することで証拠を掴む可能性が上がるとともに、不貞行為が立証できる証拠を記載した報告書を作成してもらうこともできます。その報告書があれば調停で有利になるので、離婚や慰謝料の請求を考えている方は一度探偵事務所に相談してみましょう。

リスクを負えない場合

自分で浮気調査をしない方が良い場合の二つ目が、自分で浮気調査をしておきながら、リスクを負えない場合です。浮気調査を自分ですることは上記の通りできますが、リスクを伴います。これからどのようなリスクがあるかはお伝えしますが、そのリスクを負えないのであれば自力で調査をすることは控えた方が良さそうです。

そのうちのリスクの一つが、違法な手段の可能性があることです。よく聞くのが、パートナーのスマホの中身を勝手に見たり、鞄や衣服にGPSを仕込むことです。これらは、プライバシーの侵害に当たるので気を付けなければなりません。

リスクの二つ目が、怪しいからと交際中の相手の家に無断で侵入したり、別居中のパートナーの家に無断で侵入するなど、相手の意志に反する立ち入りを行った場合です。浮気調査をする側が住居侵入罪と罪に問われてしまいます。

リスクの三つ目が、ストーカー行為です。浮気を調査するにあたって、待ち伏せをしたり付きまうことが多いと思います。ですが、そのような行為はストーカー行為とみなされることがあるので注意しなければなりません。自力で浮気調査をするには多くのリスクを伴うので、リスクを負いたくない方は探偵事務所へ相談してみてください。

浮気調査はバレると終わり!安易な行動は極力避ける

今回のケースは結果オーライでしたが、高いリスクを2つはらんでいました。弟の奥さんにとって、浮気をされていた事実は非常に悲しく残念なことに変わりありませんが、その後の行動はやや慎重性に欠けるもので、幾つかのラッキーが重なったと言えます。

まず、夫(告白者からすると弟)の親族に相談してしまったこと。これでは、いつ夫に伝わるか分かりません。夫の兄夫婦が黙ってくれていたことで、夫へ知られず浮気の現場を抑えることができましたが、浮気を疑っていることが夫に漏れ伝わらない方が不思議なほど、普通は喋ってしまうもの。それは親族に限らず、パートナーの友人も同様です。直接的な繋がりのある人への相談は極力避けた方が良いでしょう。

もう1つは、自分たちで尾行調査を行ったこと。今回、気付かれずに尾行を行って証拠が取れたことは珍しいことと言えます。ドラマや映画では素人が簡単に尾行を成功させていますが、対象者に気付かれる以前に、対象者を見失ってしまうことが大半です。都心であれば帰宅時の電車内や駅構内は混雑を極め、複数の出入り口があるトイレや建物も珍しくありません。また、自家用車を使って出退勤を行っている場合は、対象者の車をマークしながら運転することになるので、事故のリスクも高まります。

相談は、パートナーとの繋がりが薄い人物(たとえば、ご自身の職場の同僚など)に行っても良いでしょうが、専門的な知識が豊富とは限らず、具体的な解決策を見いだせないこともあります。愚痴を聞いてもらう程度には丁度良いかもしれませんが、他の第三者に漏れてしまう恐れもあることを覚悟しておきましょう。

調査に関しては、間違いなくプロに委ねた方が安心です。調査料金が発生してしまう点のみがプロに頼るデメリットで、バレる心配もなければ、事故などのリスクもありません。同様に証拠は鮮明で、詳細が記載された報告書も提出され、裁判でもそのまま使用することができます。

調査前、調査中、もしくは浮気相談を行う前は、辛いでしょうが気持ちを抑えて、なるべくいつも通りの対応を心がけましょう。安易な言動で、浮気を把握していると匂わせてしまうと、警戒心が高まり、証拠を掴みにくくなってしまうので注意しましょう。

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