実録・夫の浮気

【夫の浮気】別れさせたはずなのに!嘘つき女と夫の浮気

嘘

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は、夫の浮気相手に嘘をつかれた妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代前半
・夫 30代半ば
・夫の浮気相手
・私の姉
・息子 6ヶ月

【夫の浮気】別れていなかった!夫の浮気相手の嘘

嘘

夫とは、友人の紹介を通して出会いました。

誰か紹介して欲しい、とお願いして会ったわけではなくて、大勢でバーベキューをするから来ないか?と誘われて、そこで紹介されました。他にも初めて会う人が沢山いて、一人一人の顔と名前は覚えられなかったし、タイプの人がいたわけでもなかったし、単純に楽しいバーベキューって感じでした。

その数日後、友人から「〇〇くん(夫)って人、覚えてる?また会いたいって言ってるんだけど」と言われたのですが、顔と名前が一致しなかったので、写真を送ってもらって「ああ、わりと感じの良かった人だね」と思って、2人で会うことを決めました。

でも、感じの良い人は感じの良い人のまま、と言うか、何となく私のタイプではないと言うか、なかなか恋愛に発展することもなく、かなり長いこと友人関係のままでした。

30歳を目前にした頃からでしょうか。周りの友達がどんどん結婚していき、とっくに結婚して子供もいる姉から「私だって旦那のことはタイプじゃなかったけど、結婚してから好きになっていったよ」と言われて、周りから取り残されたくない焦りもあって、夫と付き合うことを決めました。

それから結婚までは早かったです。そもそも結婚に焦っていたことが付き合い始めた理由だし、姉のように結婚して子供ができてからの方が好きになるかも…と思っていたので、半ば私の方が強引に結婚へ持ち込んだのかもしれません。

息子が授かったのは結婚してから1年半のことでした。

私は、妊娠を機に会社を辞めて、しばらくは育児を中心とした日を送ることにしました。結婚や出産うんぬんではなく、前から辞めたかったので良い機会でもありました。

夫はIT関係の仕事をしており、急に残業になることも多く、時には土曜日でも出勤していました。それでも日曜だけ確実にお休みをもらうことができていたので、夫婦の時間や家族の時間は持つことができていたと思います。

終電や朝帰りが増えた夫

残業

職業柄、夫の残業は結婚前から多かったのですが、息子が生まれてから「終電に間に合わなかった」と言って、さらに残業が増え、朝帰りになることも多々ありました。

朝帰りになるのは、だいたい金曜の夜で、たまに水曜とか木曜のこともありましたが、その時は自宅に帰って来ず、そのまま会社で一晩を過ごしているようでした。

毎月23回も終電に間に合わないなんて…と、不信感は抱いていましたが、だからと言って夫を問い詰めたり、詮索することはありませんでした。

どこかで不信感を抱く自分を恥ずかしく思っていたのかもしれません。私たちのために頑張って残業しているのに…って、そう考えるようにしていたのだと思います。

ところが、ある日、夫がお風呂に入っている時、たまたまテーブルの上に置かれた夫の携帯が目に止まり、中を見てみたところ、知らない女性とのやりとりがごっそり出て来ました。

全てを読み終わる前に、夫がお風呂から出てくる音が聞こえたので、証拠などは押さえられなかったのですが、やり取りの内容から浮気をしていることを感じ取れたので、相手の名前と電話番号だけは急いでメモしました。

夫を紹介してくれた友達に「こんな名前の人、知り合いにいる?」と聞いてみたのですが、「知らない」と言われ、夫のFacebookやツイッターを確認してみましたが、該当する人はいませんでした。

そもそも、夫はSNSをめったに更新しないので、残された手段はメモに記した番号に電話を掛けてみることだけでした。

「既婚者とは知らなかった」と泣く浮気相手

結婚指輪

数日悩んだ挙句、たまたま家に遊びに来ていた姉に相談すると、姉が「貸して」と言って私の携帯を取り上げ、浮気相手の番号に電話を掛けました。

姉が電話の相手に、夫の妻だと名乗ると、相手の女性は絶句して「あの人、結婚しているんですか?」と驚かれました。

「知らないで付き合っていたんですか?」と、怒った声で姉が聞くと「知らなかった…」と泣き始め、「家に呼んでくれないし、あまり泊まっていかないからおかしいとは思っていました」と言われました。

最初こそ、ものすごい剣幕で挑んでいた姉でしたが、話しているうちに「騙されたなんて可哀相」と思ったらしく、優しい口調に変わり、それでも子供がいることはきっぱりと伝え「すぐに別れてくれたら慰謝料は請求しないし、あなたも知らなかったんだから、なかったことにする」と伝えていました。

ハンズフリーにしていたのですが、相手の女性は鼻をすすりながら、別れることを了承してくれました。

電話を切った後、姉は「どうする?〇〇(夫)に、このことを言う?言わない?私は言った方が良いと思うけど、〇〇(子供)も小さいから、自分で決めなさい。あんたたちの問題だし、私もお母さんたちには言わないから」と言い、私は「考えさせて」と返答し、その日の夜、姉宛に「夫には言わないことに決めたから、お姉ちゃんも誰にも言わないで」とLINEを送りました。

この判断が間違っていたと、後になってから思い知りました。

別れてくれるのなら、波風を立てたくない-。その考えが間違っていたのだと思います。

続いていた夫の浮気

続く

今になって思えば、あの時、夫にしっかり伝えるべきだったと思っています。

相手の女性が別れを切り出してくれる、と何の根拠があって信じていたのでしょうか。私たち夫婦は、浮気が発覚した後も、何事もなかったかのように過ごしていました。

ところが1ヶ月後、もう一度、夫の携帯を覗いてみると、浮気相手の女性と電話をした日以降も、今までと同じように連絡を取り合って、今までと同じように会っていることが分かりました。

朝帰りをしなくなったので、てっきり「浮気相手とは終わった」とばかり思っていたのに、仕事を早々と切り上げて、相手の女性宅やホテルへ行ってから、終電で自宅に戻っていたようです。

浮気が続いている=浮気相手の女と別れていないことも許せませんが、夫が携帯のメッセージを全く削除していない=浮気相手の女が何一つ伝えていない、警戒さえさせていないことも許せませんでした。

姉との電話を切った後、何も感じなかったのでしょうか。泣き始めたから態度を軟化させたのに、あれも嘘泣きだったのでしょうか。そもそも、本当は結婚していることを知っていたのかもしれません。

何から何まで信用できず、夫のことも浮気相手のことも絶対に許せないと思い、双方に慰謝料を請求して、きっぱりと離婚することを決めました。

夫の携帯電話のメッセージを私に転送し、私の携帯を取り上げられても良いように、転送したメッセージは姉にも転送しました。

この時、夫は寝ていたので、ほぼ全てのメッセージを転送する時間があり、ツーショット写真などの証拠も確保しました。メッセージ以外にも探してみると写真フォルダに、ベッドの上で撮ったと思われる2人の写真も見つかりました。

離婚を切り出された夫の言い分は?

夜中、メッセージを読んだ姉は、次の日の朝早く来てくれて、子供を預かってくれました。

「口止めされていたけど、さっきお母さんに話してから来た。お布団の用意もしておくから、帰りたければ帰っておいでって。必要だったら、弁護士さんも紹介するって」

昼前に起きてきた夫に、メッセージを見せながら全てを話すと、驚きと戸惑いが入り混じった表情をしました。やはり、浮気相手の女性は私たちが連絡をしてきたことを一切伝えていませんでした。それどころか、既婚者であることを知っていたと言います。

夫は「カラダだけの関係だ」と強調しながら謝って来ましたが、そんなことは許す理由になりません。メッセージを遡ると、不倫関係は半年前から続いていました。

子供が生まれてすぐです。

私は「許すつもりは100%ない」と夫に伝えて、息子の待つ実家に帰りました。

夫だけではなく、浮気相手にも慰謝料を請求したいと思っています。知っていて不倫していたのであれば、彼女も同罪なので容赦しません。

もちろん、離婚後は養育費もしっかりと払ってもらって、これからの生活もサポートしてもらおうと思っています。既に親から紹介された弁護士の先生にも相談をしており、夫だけではなく、相手の女性にも連絡を取ってもらっています。

生まれたばかりの息子と2人で生きていくことは想像以上に大変だと思いますが、幸い私の両親は健在で近くに姉夫婦も住んでいます。家族の力を借りながら、意地でも乗り越えてやろうと思っています。

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