浮気について

浮気の心理~3つの名言で紐解く心理~

こんばんは。浮気探偵.com編集部です。

今夜は、3人(+1)の偉人による名言をご紹介します。

名言で紐解く浮気をする心理

どんな言い訳を並べられても、浮気は許し難いもの。例え、その言葉が美しく芸術的であっても、受け入れられるものではありません。しかし、感性豊かな偉人たちが残した、浮気に関する名言の数々を紐解くと、人間が浮気をする理由が少しだけ分かるような気がします。とは言え、心理的な理解と理性は全く異なるもの。認めたくないけれど、なんとなく頷いてしまう3つの名言をご紹介します。

「良き夫になることを約束する。ただし、毎晩は現れない月のような妻が良い」

ロシアを代表する劇作家であり、短編小説家でもあるアントン・チェーホフの言葉。数々の戯曲と短編小説を発表し、日本でも数々の作品が翻訳されています。チェーホフ自身も、後に妻となった女性と交際している間に、複数の女性と関係を持っていたと言われています。

私には、チェーホフのような深い考察力がないので、短絡的な捉え方になってしまいますが、要するに「飽き」が浮気に走らせる、と言いたいのでしょう。妻とは毎晩会うけれど、不倫相手とは毎晩会わないでしょうし…。逆に不倫相手であっても、毎晩会うようになると「飽きられる」可能性があるわけです。

 

「女への恋が冷める。恋から解放された感情、安らかな気分、のびのびと安らかな想念。」

もう1つチェーホフの言葉を紹介します。まずはじめの「女への恋が冷める」というのは、2種類のパターンの意味の取り方があると思います。1つは、単にその女性への気持ちがなくなってしまい興味がなくなってしまったこと。2つ目は、恋が着実に愛に変わり、その女性といることが良い意味で当たり前となり一緒にいると落ちつくというような感情が生まれるということです。また、次の「恋から解放された感情」というのも先の言葉に続いて2種類の意味が展開されるのではないでしょうか。1つは、その女性に情熱的に恋をしていて無我夢中になっていて、自分を見失っていたことや心が忙しかったことからの解放を指します。2つ目は、相手の女性に対してドキドキやトキメキといった感情よりも、家族としての安心に変わっていったということだと考えられます。「安らかな気分、のびのびと安らかな想念」というのも、1つの恋が終わって自分の気持ちが落ち着いて安らかな気分のことと恋人としての関係性の次のステージに進み、よりパートナーとしての思いやりを持つようになったと感じ取れます。

このように、2つの意味が内在しているように感じ取れる言葉でしたが、この2つ男性心理を1つの言葉から読み取れるように表していることで、男性の瞬間的な恋心と永久的な愛が表裏一体であることを言っているのではないでしょうか。

浮気はどこから浮気?ということもありますが、その線引きは人それぞれです。2人で会う、存在を隠す、感情的に好きになる、頻繁に連絡を取るなど様々ですが、恋人とうまくやっていくためにはお互いに愛情をもって接して信頼関係を保てるようにしていきましょう。瞬間的な恋心よりも、永久的な愛情は築いていくのは簡単なことではないですが、チェーホフの言っているように愛情を持ってのびのびと安らかな気持ちにお互いがなれることが最終的に良い夫婦の状態なのかもしれませんね。

 

「愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である」

ドイツの哲学者でもあり、古典文献学者でもある、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェの言葉。日本でも「ニーチェの言葉」という本が大ヒットを記録したように、現代では思想家・哲学者の一人としても人気があり、幅広い世代の心に響く数々の言葉を残しています。

この言葉には「恐れ」とありますが、長く夫婦関係を続けていれば、愛の種類や形に変化が生じることは、むしろ当然なのかもしれません。いつまでも新鮮な気持ちでいたいけれど、その変化を受け止め、大切に育むことも必要でしょう。ニーチェは、このような言葉も残しています。

「結婚するにあたって、自分に問うてみなくてはならない。この女と老年になってまで、よく話し合うことができると信ずるか、と。結婚生活において、ほかのすべてのことは皆移り変わる。だが、交わりの大部分の時間は対話に属する」

この言葉は、愛の種類や形に変化が生じることは織り込み済みで、異性と意識し続けること以上に、長い歳月を共にする一人の人間として、対話が続く関係性の重要さを説いていると思います。妻や夫に何を求めるか?それは、歳月と共に変わってしまうかもしれませんが、対話の部分が永遠に続けば、良好な関係を保てるのでしょう。

愛する人に本当のことを言われるよりも、騙されている方がまだ幸せな時がある

フランスの貴族でモラリスト文学者(道徳哲学者や教化の理念を含んだ文学者)としても知られている、ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世(フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー)の言葉です。彼の作品は、辛辣な人間観察が反映されており、それは数々の苦難を味わったことで生まれていると推測されています。

たしかに愛する人が放つ本当の言葉は、時に残酷すぎるほど心をえぐります。しかし、ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世(フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー)は、他にもこのような言葉を残しています。

「才があって愚かな人はいるが、分別があって愚かな人は決していない」

辞書

<浮気探偵.com編集部より>

心に響く名言は、たとえ浮気を肯定するかのような腹立たしい内容であっても、心のどこかで納得できてしまう部分もあるからこそ、こうして語り継がれているのでしょう。

「毎晩は現れない月のような妻が良い」

妻側からすると不愉快な表現でしょうが、一度や二度は夫のことを「たまに会うくらいが丁度良い」と思った経験はありませんか?

「愛の変化」に恐れても、「交わりの大部分の時間は対話」であり、この根っこの部分で、しっかりと噛み合っていれば、大丈夫だと思います。相手との対話を面倒くさがることもしかり、また対話の相手として不十分と思われることもしかり。浮気の原因として多い理由が、パートナーの容姿の変化ではなく、日頃の会話や家庭内の雰囲気に嫌気が差し、外に相手を求めていることを忘れてはいけません。

「騙されている方がまだ幸せ」でも「分別があって愚かな人は決していない」ので、浮気の気配がある時は、もう一度フラットな目で相手を分析してみましょう。しかし、分別はあっても、人は間違えてしまうことがあります。浮気に限らず日頃の言動から、分別がない人だから浮気をしたのか?自分にも非があり、それで一度だけ間違えてしまったのか?そこを正しく見極めることで、復縁をするのか、別れを決断するのか、その後の選ぶ道も変わって来ると思います。

最後に、石田純一さんの名言を箇条書きでお伝えして、本日は終了とさせて頂きます。

「シンデレラは夜遊びをしたから幸せになれたんだよ」

「不倫してる男は無責任だから 女にロマンティックなことを言う」

「判断力を無くして結婚し、忍耐力を無くして離婚する。そして記憶力を無くして再婚する」

お見事ですね…。経験を基に語られていることが推測できるだけあって、どの偉人よりもリアリティーが感じられます!

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