実録・妻の浮気

【妻の浮気】両親の不安が的中!息子は実の子じゃなかった!

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は、自分の息子が実の子供ではなかったことを知った夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代後半
・妻 30代半ば
・息子 5歳
・私の両親

妻の浮気 息子が実の子ではなかった!

息子

妻とは知人の紹介で出会いました。明るくて穏やかでキレイで、すぐに好きになりました。妻も私のことを気に入ってくれたようで、スムーズに初デートへと繋げることができました。

妻は、全く人見知りをしないタイプで誰とでも仲良くなれる人だったので、友人が多く、私の友達に会っても、すぐに打ち解けて仲良くなりました。

そんな妻に魅力を感じながらも、他の人が妻のことを好きになったらどうしよう…と不安もあって、結婚に関しては少し焦ってしまったと思います。

出会って半年で結婚し、それから共働きのまま3年が過ぎ、妻が30歳、私が33歳の時に、子供が生まれました。生まれてすぐでも、妻によく似ていることが分かる顔付きの息子でした。

私には、あまり似ていなかったのですが「似なくて良かった」と友人たちが茶化したり、「妻似で良かった」と自分でも自虐的に言ったり、似ていないことは全く気にしていませんでした。

ところが、息子が大きくなるに連れて、私の母が妻のいないところで「全然似てない。あんたにも、私にも、おじいちゃん(私の父)にも」と、事あるごとに言うようになりました。

母曰く、顔だけじゃなくて、仕草とか後ろ姿とか、私の幼い頃と面影が被るところが全く見つけられず、「お兄ちゃん(私の兄)の子だって、お嫁さん似だけど、どことなく、お兄ちゃんの小さい頃の雰囲気があるのに何だか……不思議だね」と言われました。

両親から勧められたDNA鑑定

DNA

母から遠回しに「本当に、あんたの子か?」みたいなことを言われても、気にしていませんでした。母親似の息子なんて、どこにでもいます。

ちなみに、妻は産休と育休を終えてから再び働き始めたのですが、幸いにも私の実家も妻の実家も、私たちが暮らす家から車で10分くらいの場所にあったので、息子の面倒を見てくれる人には困らず、母と妻の関係も良好でした。

母は兄の奥さんともうまく行っており、決して嫁姑の関係がこじれているから言っているわけではなく、単純に「似てないと思ったから言っているだけだろう」と受け取っていました。

しかし、息子が5歳になった今年、妻と息子の留守中に、父から実家に呼ばれ、そこでDNA鑑定を勧められました。父は母と違って、思い込みであれこれ言ったり、軽口をたたく人ではありません。

どうして、そんなことを言うのか?母さんの入れ知恵なのか?と聞くと、父も父で「お前に似ているところが一つもない」と言い、孫を預かっている間も「良くないことを考えてしまう」と悩んでいることを告げて来ました。

「こんなことをお前に言うなんて、簡単な気持ちじゃないんだ。お父さんとお母さんを安心させるためだと思って、一度DNA鑑定をしてみてくれないか?」

誰か詳しい人にでも聞いたのか、費用や問い合わせ方法などが書かれたプリントも渡されました。

それでも私は「似ていない親子なんてどこにでもいる」と突っぱね、その日は自宅に帰りました。ただ、父からの言葉は母の言葉以上に堪え、私の中でも無意識のうちに、疑問を持つようになりました。

口論の末に決断した親子鑑定

父から言われたことは当然ながら、妻には言わずに過ごしました。それでも、私の中で、父や母からの言葉がストレスになっており、ちょっとしたことで口論になる日が増えてしまいました。

私に余裕がないから…だと、頭では分かっているのですが、とうとう何の確証もないまま、妻の浮気を追求してしまい、それが大きな喧嘩へと発展してしまいました。

「浮気!?バカじゃないの。どこにそんな時間があるのよ。仕事から帰って来て、子供を迎えに行って、それからご飯作ったり、家のことしたり、忙しいことは分かっているでしょ!!」

妻の言葉に私も応戦しました。

「今のことじゃない。子供が生まれる前のことだ。帰りが遅いこともあったし、いろんな友達がいて、休みの日だって一人で出掛けていたじゃないか」

「何年も前のことを今さら言うなんて頭おかしいんじゃない?」

そんな大喧嘩の末に「本当に俺の子か?全然似てないし、みんなから疑われてんだよ!!」と口走ってしまい、そこで妻の様子が一気に変わりました。

さっきまで間髪入れずに反論していた妻が黙り込み、やっと口を開いたと思ったら「出て行く。そんなことまで言われるんなら離婚する」と言って、寝室のクローゼットから何着か服を取り出し、本当に出て行ってしまいました。

その翌日、DNA鑑定をしようと決めたものの、「本当にここまでするべきなのか?」「やり過ぎじゃないか?」と、決心した瞬間に迷いが生じたり、何度も何度も躊躇いましたが、最終的には「安心するためだ」と自分に言い聞かせ、鑑定を申し込みました。

その結果、息子は99%以上の確率で、私の子供ではないことが判明しました。

結果を知った時は、あまりのショックで何も考えられませんでした。妻のことなんてどうでも良くて、これまで一緒に暮らして来た可愛い息子の顔や声ばかりが脳裏に浮かんでは消え…その繰り返しでした。

妻が出て行ってから、息子は私の実家にいることが多いのですが、結果が出た日も両親と一緒に実家にいました。ある程度のことは理解してしまう年齢になったので、父だけを近くの喫茶店に呼び出して、結果を伝えたところ、あからさまに落ち込んだ様子を見せた後で、「これからどうする?」と切り出されました。

母から「どうだった?」と父と私の携帯に何度も連絡が来ましたが、泣き喚いたり、取り乱したりすることが目に見えているので「伝えるタイミングや伝え方も考えないといけないな」なんて、2時間以上も父と二人で話し合いました。

妻とは、出て行ってから音信不通のままです。電話にも出なければ、LINEの返信もありません。

実家を知っているので行ってみたのですが、妻の両親は妻が家を出て行ったことも知らないようでした。妻の会社にも行ってみたのですが、部外者は入ることができず、人数も企業なので出入り口で張ることには限界がありました。

妻から手紙が届いたのは、鑑定結果が出てから、1週間後くらいのことです。父から全てを聞いた母が、妻に父子鑑定書の結果をLINEで送ったらしく、私がDNA鑑定をしたことや息子が私の実子ではなかったことを知っている文面でした。

妻の手紙によると、結婚してから1度だけ、友人の一人と身体の関係を持ったと言います。でも、たった1度だけで、それも酔った勢いだったので、その人に対して、恋愛感情は持っていなかったそうです。

妊娠した時も、出産した時も、出産してからも、私の子供だと疑わなかったけれど、3歳くらいになってから、その人に顔が似てきたな…と思う瞬間があったと言います。怖くて言い出せなかっただけで、妻も妻で疑問を持ち、このままで良いのか?と悩んでいたそうです。

最後に、「あなただけではなく、お義父さんやお義母さんにも許してもらえないだろうから、離婚します」と書いてありました。ただ、親権は「私の子供なので私に」と主張しており、そのことが私を深く悩ませています。

離婚は別に構いませんが、やはり実子でないこともあって、親権を争うと、妻に有利だと思います。血は繋がっていなくても、ここまで育てて来た可愛い息子を手放したくはありません。

いつか本当のことを話さなければならない時が来るのかもしれませんが、それまでは、私も息子の成長を見守りたく思っていて、親権を取られるくらいなら…と、離婚そのものを躊躇しています。

<浮気探偵.com編集部より>DNA鑑定の半数は実子じゃない!?

DNA鑑定

「本当に自分の子供かな?」「全然似てないな」と思うことはあっても、DNA鑑定を決心出来る人は、それほど多くないと思います。

その背景として、子供への愛情、今まで過ごして来た時間や関係性が崩れることへの不安、世間体など、様々なことが考えられます。

法科学鑑定研究所や法医学研究センター、さらにはネットでも申し込める鑑定キットなど、近年はDNA親子鑑定を行える機関・サービスが増えてきました。

結果は通常5日~1週間程度で判明し、費用も1.5万円~4万円程度と、さほど高くありません。検体は頬の内側をこすった口腔上皮の綿棒の他、毛髪やタバコの吸い殻などでも検査を行うことが可能です。

はっきりとしたデータはありませんが、このようなDNA親子鑑定を行った結果、約半数で「夫の実子ではない」と判定されていると言います。

それには理由があって、そもそも依頼をする方のほとんどが「何かしらの疑い」を持っていることが大きいでしょう。

例えば以下のようなケースがあります。

  • 妻の浮気を疑う夫からの依頼
  • 浮気をした妻が子供の父親が誰か?を知るため
  • 祖父母による依頼

今回の体験談では「祖父母による疑惑」が始まりでした。

ご自身では小さい頃の自分を客観的に見ることができないため、どうしても現在の自分としか比べられませんが(写真や動画で記録として残っていて振り返ることができたとしても)、祖父母は我が子と孫を、同年齢の時の様子で比べることができます。

また、今回のご主人が「やり過ぎではないか?」と迷っていたように、疑惑を持ったとしても白黒はっきりさせない方が子供のためかもしれない、と思ってしまう人も多いでしょう。

もちろん、白黒はっきりさせないままの方が良いことだってあると思います。

しかし、白黒はっきりさせないまま、長い期間に渡って、ずっと悩み続けることは精神的にも悪影響を及ぼす可能性が高く、何より子供が大きくなるにつれて、疑惑がより一層強くなってしまうことが予想されます。

体験談では、安心するために…と自分に言い聞かせた結果、残念な結論に至ってしまいましたが、真実を知ったうえで、どのように対処するのか?を決めた方が、曖昧なままで過ごすよりも、解決すべきこと等が明確になるでしょう。

最後は、奥さまが手紙で離婚を覚悟したうえで「一度だけ肉体関係を持った」と認めましたが、それを鵜呑みにせず、現在進行形の関係も疑った方が良いと思います。

多くの探偵事務所では、無料相談を行っており、現在の状況に合った調査を提案してくれます。仮に、浮気調査の結果で、現在も浮気をしていることが判明すれば、夫婦関係に詳しい弁護士と、親権や慰謝料の相談をすることも可能です。

浮気と親権は基本的に別問題として切り離して考えられることが多く、さらに親子鑑定で実子ではないことが判明している以上、親権の獲得は難しい面もありますが、養育に問題があると判断されると、親権を獲得できることもあるので、まずは、浮気の証拠を得るための相談だけでもしてみましょう。

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