実録・夫の浮気

【夫の浮気】あの見た目で嘘でしょ!単身赴任先で夫が浮気

非モテ男

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「あの見た目で浮気なんてあり得ないでしょ」と、夫のことを全く警戒すらしていなかった妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代後半
・夫 40代後半
・娘 小学生
・私の両親、妹

夫の浮気 典型的な非モテ男の夫が単身赴任先で浮気

非モテ男

夫と知り合ったのは、もう15年以上も前のことです。

私より10歳年上の夫は、当時、ガッチリとした体型で、頼もしく見えました。話が上手な人でもないし、明るくて感じの良い人でもないし、はっきり言ってモテるタイプではなかったと思います。

でも、私は夫が醸し出す独特の雰囲気が好きでした。

夫が勤めていた飲食店のバイトスタッフとして入った私は、どこか人と距離を置いて、黙々とキッチンで作業をする夫に惹かれていきました。騒々しくて落ち着きのない私とは正反対だったからでしょう。

私から積極的に声を掛けて付き合い始め、私が25歳、夫が35歳の時に、妊娠がきっかけで結婚しました。

当時の夫は飲食店の正社員でしたが、結婚した翌年に望んでもいないのに店長に昇格し、不規則な長時間勤務を強いられ、結局は退職することを選びました。

その頃、私は娘を出産したばかりで、「え、これからお金が必要なのに辞めちゃうの?」と思ったのですが、そんな私の不安を見透かすように、夫はすぐに転職先を見つけて、しっかりと生活費を入れてくれました。

人とのコミュニケーションが得意ではない夫が見つけた転職先は、軽作業や伝票入力がメインの仕事で、休みや勤務時間も固定されており、家族の時間や休息の時間も十分に取れていました。

あっという間にオッサン化した夫

10歳差の『年の差婚』でしたが、周囲の誰からも反対されませんでした。私は見た目が大人びていたし、夫も決して老け顔ではなかったので、わざわざ年齢を言わなければ、10歳も年の差があるなんて分からなかったと思います。

ところが・・・。

飲食店で立ち止まる間もなく働いていた人が、同じ食事量のままで、ほとんど動かない仕事に就いたことも災いして、夫は出会った頃の見る影もないほど、ものすごく太ってしまいました。

新婚旅行先で買ったTシャツもジーンズも入らず、無理にジーンズを履かせたら、座った途端にお尻の部分が破れてしまったことだってあります。

他人の目に触れない職業になったことも関係しているのか、太っただけではなく、髪も薄くなってきたし、加齢臭もするし、もともとオシャレに興味のなかった人なので服装も田舎臭くて、結婚から5~6年で別人になってしまいました。新婚の時に作ったパスポートで海外に行ったとしたら、絶対に止められると思います。

もちろん、私も5~6歳、しっかりと年を取ったので、夫のことをとやかく言えません。でも何かが違うんです。私や私の周りと夫は、老化の速度が違うと言うか、まるで夫だけ2倍以上のスピードで年を取っているかのようで、たまに一緒に夕飯を食べている時も真正面に座っている夫を見て「この人、誰?」と本気で思うほどです。

私の好きな俳優さんが、夫と同じ年ですが、テレビや雑誌で「イケおじ」なんて言われていて、35歳の時までは似ていないこともなかったのに、この10年間で一体、夫の身に何が起きたんだろう…と真剣に考えてしまうこともあります。

その一方で、イケおじの俳優を見る度に「こんなに素敵な人が旦那だったら、浮気の心配で神経が持たないだろうな」とも思いました。そこら辺の女が虎視眈々と誘惑してくるはずで、些細な言動にも疑心暗鬼になってしまいそうです。

100%非モテ系の夫だから、私は呑気にしていられるのかもしれない、なんて夫を心のどこかで見下して、タカをくくっていたのだと思います。

そんな夫は、コロナが流行する少し前に、仕事の関係で東京に単身赴任することになりました。

浮気の心配はゼロ

コロナの第一波の頃、私たち家族が暮らしている県では、コロナ感染者が異常に少なく、全国でも「何か秘策があるのでは?」と注目されていました。

県庁所在地から遠く離れた小さな町に住んでいる私たちの周りには、コロナに罹った人が全くおらず、人気のある芸能人が2人、コロナで亡くなったこともあって、町全体がものすごく神経質になっていました。

娘は当時、小学4年生でしたが、学校でも子供たちが過剰なまでに反応する傾向があったので、夫が東京へ単身赴任しても「今はとにかく行けないし、帰って来ないで」と伝えていました。

県を跨ぐ行動が問題視されていた頃だし、よりによって赴任先が大都会の東京なので、近所の知り合いに「東京から旦那さんが帰って来ている」なんて知られたら、それこそ娘にまで影響が及びそうな雰囲気でした。

夫は、あまり感情を顔や声に出さないので「安心して。しばらく帰らないし、こっちにも来なくていいよ」と言ってくれたのですが、それが本心なのか、強がりなのか、長年連れ添っていても判断できません。

その代わり、LINEのビデオ通話で話すことはありました。ビデオ通話で見る夫は、相変わらずの体型で、薄い髪を整えもせず、Tシャツの首元はヨレヨレになっていて…、浮気の心配は微塵もなさそうでした。

夫が都会で見知らぬ女に好かれる心配より、都会の職場で全員から嫌われる心配をした方が良さそうね…。

そう本気で思っていました。

夫の赴任先で見た信じられないモノ

目

まだまだ予断を許さない状況ではありましたが、昨年あたりから全国的にコロナの規制が緩和されたり、私たちが暮らす地方でも、意識に変化が見られるようになったので、1年半ぶりにナマの夫に会おうと娘と一緒に東京へ行きました。

夫には事前に行く日を伝えており、上野駅まで迎えに来てもらいました。そこから何本か電車を乗り継いで、夫が暮らすワンルームの部屋に着いたのですが、部屋に入った瞬間、何とも言えない違和感がありました。

うまく表現できないのですが、キレイ過ぎると言うか、片付けや掃除が苦手な夫が今日のために頑張った、のではなく、片付けや掃除が得意な人が日頃からキレイにしている感じ、と言うのでしょうか。

適切な場所に必要なモノが置いてあったり、玄関脇の収納棚には日頃から掃除をしている人ではないと使わない重曹やクエン酸が置いてあったり、幾つか引っ掛かる点はありました。

「浮気でもしているの?」と思って、夫の顔を見た途端、「あ、この風貌じゃ、ありえないわ…」と疑惑は消え、それでもキッチンの収納棚にあるキッチンばさみを見ると、「え?どういうこと?こんなもの使う人じゃないよね」と思ったり、頭の中が混乱しました。

夫に気付かれないように、何気なく色々なところを見たのですが、箸は1膳、食器は1組、グラスも1つ、歯ブラシも1本、枕も1つ、女性用のシャンプーや化粧品、下着などはなく、やっぱり自分の思い過ごしで、単身赴任をきっかけに掃除や料理に目覚めたのかな、と思いました。

しかし、トイレに入った時に、男性の一人暮らしの部屋には絶対にないはずのモノを見つけてしまいました。

設置されていたトイレットペーパーが切れてしまったので、上の収納棚を開けて補充しようと1ロール掴んだ時、何かが棚から落ちて来ました。と言うか、女の私には「何か」ではなく、「あれ」だと、視界に入った1秒で分かりました。

それは生理用品です。

徹底的に女性の影を隠したのでしょうが、トイレットペーパーの間に挟まっていたモノにまでは気付かなかったようです。トイレを出て、夫の元に向かいましたが、近くに娘がいたので、その場では言わず、夜中、娘が眠ってから、拾った生理用品を片手に問い詰めました。

「これ、何?トイレにあったけど」

夫は生理用品を見ても、顔色ひとつ変えず、少し間を置いてから、トーンの変わらない声で言いました。

「前の人のかな」

前の人!!!は?何その言い訳!?!?

1年半もここに住んでいるのに、前に住んでいた人の生理用品が今さら出て来るなんて不自然です。

「そんなわけないでしょう。誰のモノ?」

「知らない」

「知らないわけないでしょう?あなたが使っているとでも言うの?」

「違うけど、これは本当に知らない」

夫は最後まで浮気を認めず、生理用品については「知らない」と主張を曲げませんでした。私は、その夜、一睡もできず(夫も寝ずに起きていましたが)、次の日、娘を連れて帰りました。本当は、もう2~3泊する予定でしたが、気持ち悪すぎます。

東京から戻った足で実家に帰り、泣きながら両親と妹に話しましたが、「前の人…傑作だな!」「浮気じゃないでしょ。用事があって会社の女の人が来ただけでしょ」「女が寄って来る顔じゃないから大丈夫」と大笑いされ、あっけらかんと笑われているうちに、私もどうでも良くなって来ました。

それから半年。

今も夫は東京で単身赴任をしています。離婚はしていません。まだ小学生の娘のためでもあるし、冷静になって考えたら、嫉妬するほど夫のことを好きではなくなっています。

生活費さえ振り込んでもらえたら私は構わないので、必要以上に干渉せず、勝手にどうぞ、のスタンスで過ごしていこうと思っています。

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遠方

今回の体験談で気になった点は「勝手にどうぞ」のスタンスで干渉しないと決めたことです。

結婚して10年以上が経っても好きが止まらない夫婦もいれば、ほぼ惰性で過ごしている夫婦もいて、それは100組の夫婦がいたら、100通りの在り方があって良いと思うのですが、どちらかが浮気・不倫をしている場合、急に予想もしていなかった理由で離婚を切り出されることがあります。

たとえば、不倫をしている夫が、別の理由(価値観の違いなど)で離婚を迫って来た場合、突然の出来事にパニックになってしまいますが、あらかじめ不倫の証拠さえ握っていれば、慰謝料の請求を行うことも、離婚を告げられた時の対策を事前に立てておくことも可能です。

今回のケースのように「生理用品があった」「部屋がキレイ過ぎた」では、当然ながら証拠にはなりません。女性の勘は、だいたい当たっているものですが、第三者に納得してもらうためには、不貞行為を客観的に証明するモノが必要です。

単身赴任など、夫(または妻)が遠く離れた場所に住んでいる場合は、全国展開を行っている探偵事務所に相談することをおすすめします。

相談や契約は自宅近くの拠点で行い、浮気調査は赴任先の近くの拠点が行ってくれるため、交通費などの経費を最小限に抑えることができます。

なお、全国対応を謳っていても、赴任先の近くに拠点がなければ、提携の探偵社に浮気調査を依頼(下請け)することもあり、費用が割高になってしまう可能性があるので、赴任先の近くに拠点がある探偵社を選ぶ方が望ましいでしょう。

 

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