実録・夫の浮気

【夫の浮気】図々しすぎる女と夫がまさかの浮気!

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は、結婚してすぐに、夫の浮気を知った妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 20代前半
・夫 20代後半
・夫の元カノ
・夫のお母さん
・私の家族、友達、職場の人たち

【夫の浮気】私が最も嫌いな人なのに!夫が元カノと浮気

嫌い

夫とは、7歳の年の差があります。出会いは職場で、私が21歳の時に会いました。

私は駅ビルに入っているテナントで働いており、夫はその駅ビルの会社の社員です。地方都市によくあるタイプの駅ビルで、私が勤めていたチェーン店のカフェに、出社前や昼の休憩時に、よく来てくれていました。

普通のお客さんも多いですが、駅ビルの社員さんや他のテナントで働くスタッフさんも頻繁に来る店で、普通のお客さんと違って、平日の午前中とか暇な時間に来ることが多いので、店に来てくれる社員さんやテナントのスタッフさんとは、すぐに顔見知りになりました。

休憩室も駅ビル自体に2ヵ所しかなく、休憩中は顔見知りになった色々なテナントのスタッフさんたちと話していました。

「結構みんなと仲が良いんだね」

夫とも、そんな他愛もない会話を休憩中にするようになりました。

それから、半年もしないうちに付き合い始め、22歳の誕生日を迎えた時に、プロポーズをされました。

短大を卒業してから2年、まだ結婚は早いかな?と思っていたのですが、その時、夫は29歳で、夫の年齢を考えると適齢期なのかも…と思って、結婚を決めました。

私のことが見えない夫の元カノ

見えない

結婚が決まってすぐのことです。

夫が休みの日に、私が働くカフェに女の人を連れてやって来ました。夫を見つけた私がレジまで行って対応したのですが、夫は女の人のことを「中学、高校が一緒だった友だち」と紹介しました。

私が挨拶をしても、その人は私の方を見向きもせず、夫に「どれがおすすめ?」とか「これ、美味しそう」とか、笑顔で話しかけていました。夫も夫で、私が無視されていることに気付かず、その女の人に「これが人気みたいだよ」とか、楽しそうに話していました。

私の挨拶が聞こえなかったのかな?と思ったりもしたのですが、夫と女の人が去ってから、パートのおばさんが「感じ悪い女ね」と言ってくれて、やっぱり意図的に無視されたのだと痛感しました。

結婚が決まってから、私たちはすぐに同棲を始めたのですが、そこにもその女の人は頻繁にやって来ました。

突然、何の前触れもなく訪れて、私がドアを開けると、挨拶もせずに、それこそ見えないようなリアクションで、玄関に入るや否や「〇〇~(夫の名前)、いる~?」と部屋の中に向かって声を掛け、夫の返事も待たずに勝手に入っては、楽しそうに昔話を繰り広げていました。

私も会話に入ろうと「どちらに住んでいるんですか?」とか聞いてみるのですが、質問に答える気配はなく、完全に無視されて、さすがにムカついたので、大きい声で「私の声、聞こえてますよね?」と言うと「え、何か言った?聞こえてなかった」とか、意地の悪い言い方をされました。

そんなことが何度かあって、その人が帰る度に「あの人、大嫌い!」「なんで勝手に家に来るの?」とか、夫に抗議をするものの、「昔からマイペースなんだよ」とか「無神経なところがあるからね」とか、まともに取り合ってもらえず、むしろ彼女を庇うような言い方をされて、余計に腹が立ったりしました。

私たちの予定とかも構うことなく勝手に来るので、何度も夫に「普通は連絡をしてから来るでしょ」とか「自分の家のように振る舞わせないで」とか言ったのですが、「〇〇(私の名前)まで構ってあげなくて良いよ」「無視していれば良いじゃん」「俺がいない日に来たら居留守使って」とか、いつも適当にあしらわれていました。

ところが、夫の両親が来た時に、夫のお母さんが「〇〇ちゃん(その女の名前)、こっちに帰って来たんだってね。スーパーで会ったけど、元気そうだったわよ」と夫に言っていて、会話の内容から、ただの友だちではなく、夫の元カノだと知りました。

たたでさえ、私を見えないもの扱いする、あの女の人のことが大嫌いだったのに、元カノだったと知って、さらに腹が立ちました。もうじき結婚することを知っているのに、私たちの家に何度も押しかけ、私の前で夫と仲良く話したり、ちょっと甘えるような表情をしたり…。

私たちの間を引き裂こうとしているとしか思えません。

夫がトイレに行っている時に、夫のお母さんに「その人、しょっちゅう、家に来るんです。何の連絡もしないで来て、私が話しかけても無視するんです」と直訴したのですが(お母さんから夫に注意してくれることを期待して)、夫のお母さんも「中学生の時から仲良かったから、多少の失礼があっても許してあげて」と、全く意に介していない様子でした。

私に対してのマウンティング

私が夫に抱いている不満は、それだけでした。

その女の人が毎日来るわけでもないし、多い時でも2週に1回程度で、全く来ない月もありました。その人さえ来なければ、穏やかで幸せな時間が確保できます。

結婚直前には、ぱったりと来なくなったので、無事に入籍し、両家と親しい友人だけで結婚式も挙げました。

結婚してからも、私は仕事を続けていたのですが、ある日、その女の人が1人で私が働くカフェにやって来ました。運悪く、私はレジにいて、一応「こんにちは」とだけは言いました。クレームにならない程度で、限りなく心を込めずに、お決まりの挨拶をしました。

すると、女の人は「これから〇〇(夫の名前)のお母さんと食事をするんだけど、手土産に何かスイーツを買って行こうと思って」と言って来ました。

最初のうちは、怖気づいたり、腹を立てていた私ですが、結婚して半年が経つ頃には、この女の人の存在にすっかり慣れてしまって「そうですか。お決まりになりましたら、お呼び下さい」と軽く返せるまでに成長しました。

入籍して式を済ませた途端、再び来るようになったのですが、ちょっと大きな虫が迷い込んだ、と思うようにして、私は彼女が来たら、ひとりで寝室に引っ込んで、おとなしく動画を観て過ごすようになりました。

レジにいる私に向かって、彼女は言いました。

「知ってる?お母さん、アレルギーがあるから食べられない物があるの」「あなたがよく渡すお菓子も本当は食べられないみたい」「でも、近所のイヌが大好物みたいでムダにはなっていないそうよ」

「お母さんは、〇〇(夫の名前)と一緒で、甘いものが苦手なのよね」「〇〇(夫)は、甘酸っぱい料理も嫌いなの。知らないで作ってるでしょ、酢豚とか。可哀相よ」「昔は匂いだけでもダメだったのに」

21歳で出会って22歳で結婚した私と、中学・高校と付き合っていて、母親とも親しかった彼女とでは、情報量が違います。でも、夫は外でも酢豚を注文するし、甘いものだって私が頼んだわけでもないのに買って来ます。量では勝っていても、情報の鮮度が古いのだと思います。

それでも、その日の彼女は、しつこく私に対してマウントを取って来ました。

夫のこと、そして夫の家族のことを、いかに知っているか。夫との思い出がいかに多いか。夫の友人の名前を次々と出して、私の反応をうかがっているようにも見えました。

耐えきれなくなった私は、他のお客さんや他のスタッフの目もあるので、その場を黙って立ち去ることしかできませんでした。

夫と初めての大喧嘩

喧嘩

この日、夫に「あの人を職場に来させないで欲しい」と真剣に訴えようと思ったのですが、いつもの帰宅時間になっても帰って来ず、携帯に電話をすると「今、実家にいるから、今日は遅くなる」と言われました。

「それなら連絡をして欲しかった」と言った時、後ろの方で、あの女の人の大きな笑い声が聞こえました。重なるようにして、夫のお母さんの笑い声も聞こえて、これ以上ないほどの屈辱的な気分になりました。

夫と夫の母親が、夫の実家で、夫の元カノと楽しく食事をしている…。

それって、私に対して、とても失礼な行為ではないでしょうか。しかも、それを匂わせるようなことを、わざわざ直前に言いに来る女って、やっぱり異常だと思います。

「毎週とか毎月じゃないけど、クリスマスとか年越しとか、イベントの日になると、勝手に家に来る」

「それなのに、夫は平気で家に入れる」

「女は私を完全無視。私のことが見えないし、私の声は聞こえない。でも、私が作った料理には手を付ける」

「夫には何度も直訴しているけれど、改善されないし、注意しない」

「夫のお母さんに言っても無駄だった」

「デートについて来たこともある」

「私のいないところで、夫や夫の家族と会っている」

友だちに電話をして、今までのこと、そして今日あったことを泣きながら話しました。友だちは「結婚前からだったのに、なんで解決しないまま結婚しちゃったの?」とか「別れてからも仲が良い人たちはいるけれど、距離感が近すぎる」とか、いろいろと言った後で、最後にポツリと言いました。

「今でも何かあるんじゃない?そうじゃなかったら、おかしいよ」

そう言われて、はじめて夫と彼女の現在の仲を疑い始めました。たしかに、何の感情もなく、何の関係もないのなら、あそこまでの執着やマウントは意味不明です。

夜遅くなる、と言っていた夫の帰りを待って、素直な想いをぶつけました。

「付き合っていた人と、今も会うことはやめて欲しい」「すごくイヤな想いをしている」

夫は、いつものように「気にしすぎだよ」と、一方的に会話を終わらせようとしましたが、私も引きさがりませんでした。

「今日も私のいないところで会っていたでしょ」「あの女の人、わざわざ今日お義母さんと会うことを伝えに来たんだよ」「それって嫌がらせだよね?」「もしかして、今も何かあるんじゃないの?」

そこで、初めて、本当に初めて、夫が声を荒げました。結婚前も結婚してからも、私に対して大きな声を出したことがなかったのに、本当に初めてでした。

「やましい関係じゃないから、この家にも来てるんだろ。これ以上、俺の友だちを悪く言うな」

あまりの剣幕にビックリしましたが、私も応戦して、この日は大喧嘩に発展しました。私だって、これ以上、あの女の人のことで気分を害したくありません。

すると夫は「本人に直接言え」と捨て台詞を吐いて、シャワーに行ってしまいました。

スマホで判明した浮気の証拠

スマホ

そこまで言うなら、本人に言ってやる!

私は、その人の連絡先を知らないので、夫のスマホで連絡先を探していると、ちょうど元カノからLINEが届きました。

「今日は楽しかったね。またデートしよ。お泊まりできないのは残念だけど、この前のホテル気に入ったから、次の休みの日にも行こう❤」

この前のホテルって何?デートって…?

私の知らないところで会っていたのは、今日に限ったことじゃなかったんだ!!

あまりの怒りと絶望で、夫のスマホと自分のスマホを持ったまま、家を飛び出してしまいました。

***

それから私は実家に戻っています。

職場には実家から通っていて、同じ時間帯に働く店長やパートさんには、事情を説明して、レジではなくドリンクを作ったり、バックヤードでの仕事を中心にさせてもらっています。

休憩室も使っていないし、夫が店に来ても顔を合わせないように、みんなが守ってくれています。

実家の家族にも、夫のスマホの中身を見せて、事情を話しました。

「向こうのお母さんまで、そんな人の肩を持つなんて非常識だ」と、家族は憤っており、離婚を勧められました。

家に帰ってから、夫のスマホを全部チェックしましたが、残念ながら、元カノとの浮気は間違いなく、結婚前から定期的に、当時ひとり暮らしをしていた夫のアパートで会っていたようでした。

結婚してから半年で離婚を考えることになるなんて、当時の私は予想もしていませんでしたが、このまま逃げてばかりでは、職場や実家にも迷惑を掛けてしまうし、私自身が前に進めないので、弁護士さんとか法律に詳しい人に間に入ってもらって、しっかりと決着を付けるつもりです。

 

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