実録・夫の浮気

【夫の浮気】勇気を出して夫とキャバ嬢の浮気を解消

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は夫の浮気を知って思い切った行動を起こした妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代前半
・夫 30代半ば
・キャバ嬢 → 夫の浮気相手
・娘

【夫の浮気】勇気を振り絞って夫の浮気をやめさせました

勇気

夫とは結婚相談所を通して出会いました。

当時の私は、実家暮らしの売れないイラストレーターでした。会社に属していなかったのは、自分の気持ちを伝えることや揉め事が極端に苦手な性格だったからです。

そんな性格が災いしたのでしょう。出逢いなんてモノとは一切無縁で、恋人と呼べる人もずっといませんでした。

それでも、私自身は気にしていませんでした。1人でも不自由に感じることはないし、どこかで恋愛を面倒くさいと思っていましたから。

そうは言っても20代後半に入ってからでしょうか。両親が私の行く末を心配するようになり、意を決して結婚相談所に登録しました。そこで最初に紹介された人が、夫です。

人見知りで口数の少ない私は、終始無言でぎこちない愛想笑いを浮かべるだけで精一杯。営業マンの夫がひたすら喋り続けていました。

人生初のお見合いは失敗に終わったな…。

翌日、カウンセラーさんから「相手がとても気に入ってくれた」と言われた時は、耳を疑うどころか、相手の神経まで疑いました。

何度かデートを重ねましたが、私自身が居心地の良さを感じたのは10回目くらいの時だったと思います。

気付いた時には、幼い頃から感情表現が苦手なこと、会社に属したくないこと、両親からのプレッシャーがあること等、日頃から思っていることを話せる相手になっていました。

彼は両親ともすぐに仲良くなり、1年のお付き合いを経て、結婚することになりました。

 

育児に追われた新婚生活

育児

娘が授かったのは結婚して、すぐのことでした。

今までの人生が暗黒だとしたら、それが一気にひっくり返ったように、全ての物事が信じられないくらいスムーズに進み、マイホームまで購入しました。

娘が生まれた時は、幸せの絶頂期だったと思います。何日も私の中にいた子と対面した瞬間、狂おしいくらい愛しい感情に包まれましたから。

夜泣きや夜中の授乳に追われることも全く苦ではありませんでした。

ただ、育児に追われるようになった私はメイクをすることがなくなり、髪の毛もボサボサのままで、妻として、そして女としての時間は捨てていたように思います。

育児にだけ、娘にだけ、向き合っていたのかもしれません。

それが悪いとは今でも思いません。私たちが責任を持つべき大切な命です。だから、夜泣きをした時に、一度だって夫は起きてくれませんでしたが、何の不満もありませんでした。それぞれに役割があると信じていたので。

 

夫がキャバ嬢と浮気!

キャバクラ

夫の行動に疑問を持つようになったのは、娘の誕生から半年が過ぎた頃でした。

営業マンで仕事の付き合いが多いことは知っていたのですが、遅い時間の帰宅が増え、朝帰りまでするようになってしまい、さすがに不信感を抱きました。

確固たる証拠はありませんでしたが、何度か夫のスーツに茶色の長い髪の毛が付いていました。

満員電車で他人と密着することもあれば、女性社員の髪の毛が付いてしまうこともあるでしょう。そう自分に言い聞かせて見て見ぬふりを続けていましたが、長さも色も同じ髪の毛なので、やっぱり不自然です。

意識をしないようにしても、耐え難いほどのストレスになっていたのだと思います。夫が帰って来ない真夜中に、娘の夜泣きが始まると、イライラするようになってしまい、娘のことまで憎く感じるようになってしまいました。

「このままではいけない」

私には幸い電車で数分の距離に実家があります。

両親に何を言われようとも、1年半前の生活に戻れば良いだけです。父は定年を迎えたばかりなので、いくらかの貯えはあるでしょう。私と赤ちゃんが増えたくらい、なんてことないはずです。

人と揉めること、争うことが苦手な私は、一度は夫に黙って今の生活を諦めることにしました。でも、役所でもらった離婚届を記入しているうちに、どんどん怒りが湧いて来ました。

私は何も悪くないのに、どうして幸せだった日々を手放さなくてはならないのだろう。夫は私と別れて浮気相手と一緒になるのだろうか。再び幸せを、そして再び別の女との子供を手に入れるのだろうか。

無言で。そして憎悪の感情を隠すことなく、夫に捺印まで済ませた離婚届を突きつけました。突き出した私の手は震えていたと思います。人に怒りをぶつけるのは生まれてから初めてのことだったので。

夫は見たこともない私の姿に、置かれている状況の深刻さを理解し、私から話さなくても浮気を認め、相手がキャバ嬢だったことを告白しました。

ここまで強烈に、他人へ怒りの感情をぶつけたことがない私は、その鎮め方を知りません。そのキャバ嬢へ電話するように命令し、奪い取った電話で「慰謝料を請求しますから」と告げました。

その夜があって今がありますー。

夫は定時で帰宅をするようになり、帰宅後は娘をあやしたり、お風呂に入れてくれたり、育児にも積極的に参加してくれるようになりました。

夫が浮気しているかもしれない…。

そんなストレスから解放された私も、たとえ出掛けない日であろうときちんとメイクをして、ヘアスタイルまで整えるようになりました。母として、妻として、女として、かけがえのない時間を大切にしようと決めています。

浮気のことは今でも思い出すと、ふと怒りの感情がよみがえりますが、勇気を振り絞って行動したことで、私だけではなく、娘の幸せも守ることができたように思います。

よくできました。そんな風に自分に言い聞かせて、よみがえった怒りを鎮めるようにしています。

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