実録・夫の浮気

【夫の浮気】浮気相手の旦那さんに相談して夫の浮気をやめさせました

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は、夫の浮気相手の旦那さんに相談をして、浮気解消へ導いた妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代前半
・夫 40代半ば
・夫の同僚 Eさん=夫の浮気相手
・Eさんの旦那さん
・夫の上司

【夫の浮気】浮気相手の旦那さんに浮気を解決してもらいました

結婚指輪

夫とは旅先(香港)で知り合いました。

お互い一人旅で、きっかけは写真をお願いしたことだったと思います。「おひとりですか?」「どこからですか?」なんて、挨拶程度の話をしたら、同じ県の同じ市に住んでいることが分かり、その場で会話が弾み、連絡先を交換しました。

異国の地で、わりと近くに住んでいる人と出会うなんて、運命?それとも、ただの偶然?と、旅行中も気になっていたのですが、彼は私と会った日の夜に帰国したので、香港で行動を共にすることはありませんでした。

しかし、帰国後に連絡を取るようになり、仕事が終わってから一緒にご飯を食べに行ったり、香港以外の海外旅行の写真を見せ合ったり…、そうこうしているうちに関係が深まり、出逢ってから1年で結婚することになりました。

夫は亭主関白な性格のうえに、学生時代に付き合っていた女性に浮気をされた経験があり、それがトラウマになっているらしく、私のことを疑うわけではないけれど「不安になってしまうから結婚を期に退職して欲しい」と言われました。

私としては、仕事や職場に対する思い入れもなく、専業主婦でも何ら構わなかったので、夫の要求を素直に受け入れました。

 

夫の上司からの電話で嘘が発覚

電話

夫の職場は年間を通して忙しく、出会った頃から残業はよくありました。結婚してからも、それは変わらず、遅い日は深夜1時を過ぎることもありました。

結婚から半年くらい経った頃でしょうか。

午後3時半頃に、夫の上司から自宅に電話がかかってきました。その日は、お昼過ぎに夫から連絡があり「残業だから遅くなる。ご飯はいらない」と言われていたので「夫がケガでもしたのだろうか?」と、ドキッとしました。

ところが上司の話によると、夫は朝から「体調が悪い」と言って、同じく体調不良らしい同僚のEさんと午前中に帰ったそうです。

「具合が悪いのに申し訳ないですね…。急用で、ちょっとだけ連絡を取りたいんですよ。電話に出ないから寝ているとは思うんですけど」

夫の上司は、そう言って私にお願いしましたが、いないものはいません。

「あの、まだ帰って来ていませんがー」

私が伝えると、上司は「じゃあ、病院かな?引き続き、こちらも連絡をしてみますので、奥さまも連絡が取れたら、会社に電話するようにお伝え下さい」と言い、そこで会話は終わりました。

Eさんー。

上司がわざと名前を出したのか?は分かりませんが、私も会ったことのあります。私の前でも夫と親しそうに喋り、逆に私とは目を合せようともしない、イヤな感じの人でした。

夫の帰宅は事前の宣言通り夜遅い時間で、どういうことなのか?と問い詰めようと思ったのですが、以前、知人が「浮気の疑いがある時は、まず証拠を集めてからじゃないと言い逃れされる」と言っていたことを思い出し、夫が寝てからスマホをチェックすることにしました。

 

LINEで浮気が確定!浮気相手の旦那さんに相談

夫はスマホにロックを掛けておらず、拍子抜けするほど、あっさりと証拠が見つかりました。

私が疑っているなんて、これっぽっちも思っていないのでしょう。EさんからのLINEには「奥さんにはバレていない?」「今日も楽しかったね」などと書かれており、さかのぼって見ると、ホテルに行った話なども見つけました。

残念ながら、夫の浮気は確定です。

今すぐにでも起こして問い詰めてやりたかったのですが、感情に任せても失敗しそうな気がして、私の味方を探すことにしました。母親?お義母さん?夫のお姉さん?どれも違う気がします。

もっと強力で、確実に別れさせられる味方が欲しいんです。

そこで、思いきってEさんの旦那さんに話を持ち掛けることにしました。EさんからのLINEを読んでいくうちに、Eさんの旦那さんは市内で会社を経営していることが分かり、翌日、そこの会社に電話を掛けて、社長さんに繋いでもらいました。

私からの突拍子もない話でも、取り乱すことなく優しく対応してくれ、奥さんの浮気に対して謝罪までされました。夫の方から手を出したのかもしれないのに。

次に、今から会社まで来れるか?と聞かれ、私が訪問すると、既に興信所の手配を済ませてくれていました。自宅に帰ってから、その興信所のサイトを見たのですが、調査料金って高いんですね…。興信所によって料金は違うのでしょうが、そこの興信所は専業主婦の私では到底払うことのできない金額でした。

夫のスマホで調べた結果、火曜と金曜が怪しく、特に金曜は99%の確率で深夜0時くらいまで「残業」と言って遅くなります。そのことを伝えると、Eさんの旦那さんは「調査員の方にも伝えておきます」と言い、私のスケジュールも確認しました。

 

2週間後の日曜日にカフェで対面

カフェ

それから2週間後の日曜日。

私は、夫を誘って市内のカフェまで行きました。実は、その時には証拠も出揃っており、Eさんの旦那さんはEさんを誘って同じカフェに来ることになっています。

「あ、偶然ですね~」

私たちが、先に到着していたであろうEさん夫婦の席の近くを通ると、驚くことにEさんの方から話し掛けて来ました。神経が図太いのでしょうか。夫はバツの悪そうな顔をしました。

「よかったら、ご一緒にどうですか?」

Eさんの旦那さんが予定通りの台詞を言い、夫が「いえいえ」と断るのとほぼ同時に、私が「お言葉に甘えて」と、Eさん夫婦の席に座りました。

「おいっ」と夫は私をたしなめましたが、夫もEさんの旦那さんに促され、しぶしぶ着席しました。

さっそくですが、見てもらいたいものがありますー。

Eさんの夫はそう言って、テーブルに何枚もの写真を広げました。それは、夫とEさんがホテルへ出入りする写真でした。私は2日前の金曜の昼に、Eさんの旦那さんの会社で、その写真を見せてもらいましたが、何度見ても不愉快極まりないものです。

Eさんの旦那さんは、私ひとりでは絶対にできないほど、理路整然と二人を追及し、常に冷静で堂々とさえしていました。

「他にも証拠がありますが、どうしますか?ご覧になりますか?」

社長の言葉に、夫とEさんはうなだれるだけでした。認めざるを得ない状況を作り出した後で「慰謝料は請求しませんので、今後、連絡を取らないように」と、上手に話を進めてくれました。

また、最後の最後に「実は浮気に気付いた私が探偵を雇って、奥さんに相談させて頂きました」と、私の方から持ち掛けた話なのに、私たち夫婦の今後を考えて(収入のない私が離婚を切り出されたら困るだろうとの配慮)、作り話までしてくれました。

翌日の月曜日、Eさんは一身上の都合を理由に退職しました。

その後、私と夫は話し合いを重ね、今回だけは許すことにしました。その代わり、私も働きに出ることを許してもらいました。

夫には「人材派遣会社に登録して仕事を見つけた」と言いましたが、本当はEさんの旦那さんが「何かあった時のために手に職を付けておいた方が良いですよ」と、関連会社を紹介してくれました。

もちろん、私は今後も含めて浮気をするつもりなんて一切ありませんが、あんなに優しくて堂々として、頼り甲斐まである男性に口説かれたら、気持ちが揺れてしまいそうな気がします(笑)。

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