
ターゲットは知識のない高齢者や個人投資家

「近々、上場予定があって値上がり確実の未公開株がある」「今すぐに買えば上場後に数倍以上の価値になる」
未公開株の詐欺は、そのような嘘の話を持ちかけます。
この手の詐欺は、上場そのものが嘘の場合もあれば、上場しても価値がほとんど変わらない場合、買ったはずの株が譲渡されない場合などがあります。
株についての知識がない高齢者や個人投資家などが狙われやすい詐欺として急増しています。
詐欺の手口は主に5つ
未公開株の詐欺には主に5つの手口が考えられます。
- 「高値で株を買い取る」と業者から電話があり、その後、未公開株販売の電話が別の業者から掛かって来て、その株を買わされるケース
- 複数の人物や業者が登場し、投資意欲を煽るケース
- 株の代理購入をさせて、謝礼金や高値での買い取りを約束するケース
- 証券取引所、監視委員会、消費者センターなど公的な機関を装い、ターゲットを安心させるケース
- 過去に未公開株を買ったことがある人に、損害の回復をうたって、さらに未公開株を買わせるケース
このように、様々な手口で未公開株を買わせようとしますが、そもそも一般的に未公開株が販売されることはありません。
高額な被害が出るケースも
このような未公開株の詐欺では、数十万円から多い時では数千万円にまで被害額が膨れることがあります。
被害が高額ゆえに、そのまま泣き寝入りはしたくありませんが、素人では何をどうしたら良いのか?どこに相談すれば良いのか?が分からず、時間だけが過ぎてしまいます。
自分の被害金を取り返すためにも、そして、これ以上、詐欺の犠牲者を出さないためにも、調査のプロである興信所に相談してみることをおすすめします。