実録・妻の浮気

【妻の浮気】定年後に想定外!着々と準備されていた家出

妻の浮気

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、定年後にいきなり妻が家出をし、一方的に離婚を告げられた夫の体験談を紹介します。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 60代前半
・妻 50代後半
・息子 20代後半

妻の浮気 定年後に家出をした妻

妻の浮気

妻は同じ職場で働く同僚でした。

私の方が4年先輩で、私も妻も転職経験がなく、その会社一筋でした。3年前の夏に、私は定年を迎え(60歳で定年です)、それからは自宅で20代の息子の世話をしながら、家事全般をしていました。

ちなみに、息子は知的障がいで、週に3回施設に通っています。施設のバスが送迎をしてくれ、帰宅時間の16時頃には夕飯を一緒に食べられるように準備していました。

妻は、勤続40年以上なおかつ大手企業の管理職なので、給料は良いと思います。具体的な金額までは知りませんが、私も管理職だったので、だいたいの金額は把握しています。

歯医者に行っている間に消えた妻と子

歯医者

何の予兆もありませんでした。

夫婦仲は、決して悪くなかったと思います。会社も同じだったので、共通の知人の話題もあれば、社内のあれこれを聞かされることもありました。

もちろん、夫婦喧嘩は何度かしました。息子のことを私が強く注意すると、その言い方に対して妻は激高し、言い争いに発展しました。

よほどのことが起きない限り、私たちは息子よりも先に死んでしまいます。そしたら、息子は一人で生きていかなければなりません。

他人の迷惑になること、危ないこと、やってはいけないこと。それをした時は、私は厳しい口調で「ダメなことだ」と分かるように言いましたが、妻はそれが気に入らないようです。

私だって、息子は本当に可愛いです。でも、可愛い可愛いではダメなのです。

そんなある日、私が歯医者へ行っている間に、妻と息子が姿を消しました。

妻の弁護士から「今後は私を介して連絡を」

スマホ

最初、家出とは気づきませんでした。スーパーかファミレスにでも出かけているんだろう、その程度に思っていました。

しかし、夕方になっても帰って来ないので、妻の携帯に電話をすると「この番号は現在使われておりません」とアナウンスされ、ようやく何かが起きていることを察知しました。

とは言っても、妻や息子の荷物はあります。大きなバッグや息子のおもちゃもあります。

事件に巻き込まれたのか?

そう焦っている時に私の携帯が鳴りました。出ると弁護士を名乗る人物から「妻の○○さんは離婚を望んでいます。今後は、私を介して連絡してください」と言われました。

弁護士が言うには、私からのモラハラから逃れるため強硬手段に出た、そうです。

身に覚えないのないハラスメントに困惑

モラハラ…?まったく身に覚えがありません。している側は無意識だったり、認識不足だったりすることがある、それは理解しています。

でも、私も企業でハラスメントの研修を受けていましたし、部下へのハラスメントには神経質すぎるくらい注意していました。

夫婦喧嘩中に、売り言葉に買い言葉で暴言を吐いたことはあったかもしれませんが、それはお互い様です。私だって土下座をさせられたことがあります。

弁護士に具体例を聞いても「それに関しては後ほど書面でお伝えします」と言うだけで、電話では何も教えてくれませんでした。

電話を切ってから、妻にLINEを送ろうとしましたが、既に退会していました。

こうして私は妻や息子との連絡を一方的に遮断され、思い当たるフシがないハラスメントを押し付けられてしまいました。

息子の施設からはストーカー呼ばわり

妻が事前に何か言っていたのでしょう。

それから数週間後に息子の施設へ行くと、職員が出てきて「○○さん(息子)には会わせられません」と言われました。

職員の人いわく、息子が嫌がっている(怖がっている)そうです。

「パパ―、丸亀でうどん食べる」「パパー、マクドナルド!」

つい数週間前まで、そうやって甘えていた息子が「会いたくない」なんて言うはずがありません。翌日も、翌々日も施設へ行くと、今度は「ストーカーで通報しますよ」と言われてしまいました。

この頃、妻の弁護士から具体的なモラハラ行為について書面で届きましたが、どれも夫婦喧嘩の最中のことで、私の弁護士に見せても「これ、ただの夫婦喧嘩ですね。なんで、これでいけると思ったんでしょ」と呆れていました。

妻と息子が暮らす新居を発見

新居

それから数ヶ月、妻側からは離婚や慰謝料についてなど、様々な連絡が来ましたが、どれも勝手な言い分で、こちらも弁護士を介して徹底的に争っています。

妻は、定年を迎えた私から家も財産もすべて奪う気で(もともと私たちが住んでいた家の土地は、妻が亡き父から譲り受けたものです)、息子に会いたいという願いさえも却下してきました。

定年後、再雇用制度でまだ会社で働いている人事部の同期に、妻の居場所を教えてほしいとお願いしましたが「社員名簿に住所や電話番号が書いている時代とは違うんだよ」と、当然ながら断られ、もうどうしようもありません。

そんな時、施設の近くで、送迎バスを見かけました。

見かけたというか……。ストーカーと言われてしまうので、施設には行けませんが、どうしても息子の姿を一目だけでも見たくて、施設の近くに車を停めて、バスに乗り込む息子を見届けました。

知的障がいがあるとは言っても、彼には「好きなヘアスタイル」や「好きな服装」があります。

毎朝、好きな髪型にセットしてあげたり、好きなトレーナーを着せてあげたりしていたのに、見かけた息子は髪がボサボサ、服もジャージで、少し痩せたような気がしました。

可哀想に…。忙しくて構ってあげられていないんだな…。

気付けばバスを追っていました。これを追えば、息子の住んでいる家が分かる!!

ハッキリ言って、この頃には妻のことなど、どうでも良くなっており、息子のことばかり考えていました。どこかのアパートで暮らしているのか、それとも同じ市内に住む妻の姉の家にでもお世話になっているのか…。

送迎バスは見慣れない一軒家の前で停まり、息子は、その見慣れない家に入っていきました。

停まってある車は2台。妻は車を変えたのか、以前までの軽自動車ではありませんでした。

知らない男と妻と子が

2階建ての立派な家を呆然と眺めていると、知らない男と息子が出てきました。後を追うように、妻も出てきて、3人で1台の車に乗り込みました。

ハンドルを握る手がぐっしょりと濡れるくらい、大量の汗を流しながら、その車を追跡しました。運転手は見知らぬ男、助手席に息子、後部座席に妻。

これは、誰がどう見ても家族です。私と同じくらいの年齢の男が運転する車は、息子が一番好きだったファミレスへ到着しました。

妻を真ん中にして、息子と知らない男が両脇に立ち、仲良く手を繋いでいます。

それを車の中から見つめている私は、ストーカーなのかもしれません。

63歳にして、はじめて本当の意味で「絶望」を経験しました。

いつから浮気をしていたのか、いつから家出を計画していたのか、いつから家を建てていたのか、いつから息子と男は親しくなったのか。

もう何も考えられません。何の意欲もわきません。弁護士に言うと「慰謝料を取りましょう」と言ってきましたが、正直そんな気持ちにもなれません。

家もお金もいらないです。今はとにかく消えてなくなりたいです。

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