実録・妻の浮気

【妻の浮気】一度は許したものの仮面夫婦に耐えきれず離婚

仮面

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は妻の浮気を一度は許したものの、結局は離婚を決意した夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 40代前半
・妻 30代後半
・妻の同僚(外国人)=妻の浮気相手
・娘 小学4年生

妻の浮気 許したけれど仮面夫婦に疲れて離婚

仮面

妻の浮気が発覚したのは、結婚10年目のことでした。

それまでは、ごく普通の幸せな家庭だと思っていたので、妻の浮気を知った時は大きなショックを受けました。

私は残業が少なめの会社に勤めているサラリーマンで、土日出勤や出張などもありません。上司や部下とプライベートの時間に会ったり、飲みに行くこともほとんどなく、家族サービスの時間は十分に取れていました。

妻は、娘の出産時に勤めていた外資系の会社を退職しましたが、娘が小学校に通い始めてから、再び同じ会社で働いています。日本人だけでなく、欧米人やアジア人も働いているインターナショナルな会社です。

外資系の特徴なのか、妻の職場だけなのか、は知りませんが、妻が働く会社では交流を深めることを目的としたパーティーなどが多く(さすがにコロナ禍になってからは減りましたが)、週末に出掛けて行くこともありました。

妻がいない時は、私が娘と一緒に家で過ごしたり、2人で食事に出掛けたり、娘が友達と遊びに行って留守の時は一人でテレビを観たり、ネットをしたり、散歩をしたり、趣味らしい趣味もないため、家や近所で過ごしていました。

妻の浮気を疑ったきっかけは、妻が朝帰りをしたことでした。

土曜日の午後に「会社関係のパーティーがある」とドレスアップをして出掛けて行き、「夕食後くらいには帰る」と言っていたのに、22時を過ぎても帰って来ず、音信不通のまま朝になってしまいました。

帰宅時間が予定よりも遅れることは以前から何度もありましたが、朝帰りは初めてだったので、さすがに口論になりました。

0時を過ぎた頃から朝まで、どんな気持ちで待っていたか!事故や事件に巻き込まれたと思うじゃないか!何で電話にも出られないんだ!

「浮気でもしているのか?」と一瞬だけ思った時間もありましたが、夜中に全く連絡が取れないと、浮気よりも身の安全を心配してしまいます。

妻も反省している様子で、その場は「今後は気をつける」と謝られて終わりました。

妻の携帯から浮気の証拠を入手

ところが、その翌週あたりから「仕事で遅くなる。朝になるかもしれないから構わず寝ていて」と当日の夜に連絡が来ることが増えました。

朝になるのは決まって週末のことで、帰って来てから事情を聞くと「システムの不具合」とか「海外のクライアントとの打ち合わせ」とか、その都度、異なる理由を言われましたが、さすがに朝帰りが続くことに不信感を抱き、妻の浮気を本格的に疑うようになりました。

とは言え、証拠もないまま安易に追及して、喧嘩になるのも御免です。妻は機嫌を損ねると、しばらくは無視されたり、棘のある言い方をしてきたり、露骨に態度に出すタイプなので、必要以上に波風を立てたくありませんでした。

証拠を押さえるチャンスが巡って来たのは、家族でスーパー銭湯に行った時のことです。

入口で会計を済ませた後に、妻がトイレに行ったので、荷物を持っていた私は、タオルや化粧品などが入っている袋だけを娘に渡して「1時間後に、ここに集合な」と言い、しれっと男性用の脱衣所に駆け込みました。

妻のスマホは、タオルや化粧品が入っている袋ではなく、荷物の方にあります。さすがに男の脱衣所までは追って来ないでしょう。

ここならゆっくりと妻のスマホをチェックできると思ったのですが、脱衣所に「スマホ禁止。取り出すだけでも盗撮と勘違いされます」と大きな貼り紙がしてあったので、5分で入浴を済ませて、急いで脱衣所を出ました。

上の階にある休憩スペースの端に座り、妻のスマホを開いてみると、LINEから英語のメッセージがごっそりと出て来ました。

英語が苦手な私は、それが仕事の話なのか、仕事とは関係ない話なのか、さっぱり理解できませんでしたが、さすがに「I Love You」くらいは分かり、やり取りをしている男が浮気相手だろうと確信しました。

その後は、時間の許す限り、メッセージの内容を自分のスマホで撮影しました。

そろそろ集合時間になるな…。

荷物の中に妻のスマホを戻してからは、怒りや失望より、何か悪いことをしたような気がしてソワソワしてしまい、その日は食事の予定を取りやめて、さっさと帰りました。

考えた末に許した妻の浮気

考える

その日の夜、寝つけなかったので、妻が完全に眠ったことを確認してから翻訳機能を使って解読したところ、妻と男にカラダの関係があること、相手は妻が既婚者だと知っていること等が分かりました。

これは決定的な証拠だと思い、翌朝、娘が起きる前に妻を起こして「離婚を考えている」と告げました。

妻は驚き、理由を聞いてきましたが、メッセージの写真と翻訳した内容を見せると、観念した様子で浮気を認めました。

妻からは「すぐに別れるし、浮気は2度としないから、離婚だけはしたくない」と言われましたが、すぐに許すことはできなかったので「数日考えたい」と返答しました。

その日、妻と娘には出掛けてもらい、一人で家で悩みまくりました。

一番に考えたのは、やはり娘のことです。結論としては、「数日」と伝えたものの、その日の夜に、浮気相手と縁を切ること、仕事を辞めることを条件に、今回だけは許すと伝えました。

妻は「仕事は関係ないでしょ!辞めたくない」と主張しましたが、「じゃあ、相手を辞めさせることができるのか?」「別れたとしても同じ職場にいることは許さない」「家族より自分の仕事が大事なんだな」などと言うと、渋々、仕事を辞めることに同意しました。

「浮気相手の男とも直接話したい」と言ったのですが、妻曰く、浮気相手は日本語が全く分からないそうで、仕方がないので、私の見ている前で妻にLINEをさせて、縁を切らせました。

これで、表面上は浮気を許したことになります。

しかし、私は妻の浮気を心の中では許せておらず、妻の顔を見る度に、妻の声を聞く度に、妻の気配を感じる度に、どんどんストレスが溜まっていきました。

仮面夫婦生活に終止符を打つ

娘には妻が浮気したことを言っていません。小学4年生には、あまりにも酷な話だからです。

それでも、父親と母親が全く会話をしなくなったので、不穏な空気は感じ取っていたと思います。

浮気が発覚してから3週間後に、妻は仕事を辞めて、専業主婦になりました。平日は私が帰宅すると夕飯もできており、週末になると娘を交えて3人で出掛けたり、傍から見たら仲の良い家族に見えていたでしょう。

しかし、私が妻を避けるように、妻も私を避けていて、週末以外は会話どころか「同じ空間に2人がいること」自体、ほとんどなくなりました。常にジトッとした重い気持ちがまとわりついていて、仮面夫婦の生活によるストレスは募る一方でした。

職場でも、ふと空いた時間に家のことを考えてしまい、あまりのストレスで過呼吸を起こしてしまったこともあります。

さすがに「このままではいけない」と思って、浮気発覚から2ヵ月後、再び妻に「離婚したい」と告げました。

妻は「私は要求を呑んで仕事を辞めたのに話が違う。娘のためにも離婚はしない」と断固拒否しましたが、私の身体と心が持たなかったので、一旦、距離を置くために、私が家を出ることにしました。

実家は遠いし、同僚とのプライベートな付き合いは皆無だし、40代になると友達だって結婚していて、泊まらせてくれ!なんて言えません。

数日間はビジネスホテルで過ごしていたのですが、そもそも私の体調不良の原因は妻の浮気にあります。それなのに、どうして私が宿泊費を払ってビジネスホテルに逃げ込まないとならないのでしょうか。

考えれば考えるほど理不尽に思えて来たので、浮気の証拠を弁護士事務所に持ち込んで、法的な角度から離婚に向けて説得しようと思っています。

また、浮気相手は日本人ではないのですが、妻だけではなく浮気相手に対しても慰謝料を請求したいと考えています。

娘のことを想うと心が痛みますが、私自身が半ば病んでいる状態なので、まずは自分の回復を優先して、離婚が成立して体調が元に戻ったら、今度は親権に向けて動きたいと思います。

<浮気探偵.com編集部より>相手が外国人なら専門家に要相談!

海外

今回の体験談では、奥さまの浮気相手が外国人でした。

最後の方に「浮気相手にも慰謝料を請求したい」とありましたが、実は浮気相手への慰謝料請求は、日本以外の国では、ほとんど認められていません。

準拠法(どちらの国の法律が適用されるか)の問題が発生する可能性がある案件で、今回の浮気相手の男性の国で認められていない場合、慰謝料請求は裁判上認められないと考えられます。

このように国際的な問題が絡むケースは、弁護士事務所・法律事務所へ相談しましょう。

また、浮気相手が日本人であっても、奥さまとの「LINEのやり取り内容」だけでは、不貞と認められない可能性があります。そこで肉体関係があることを示唆する内容があっても「冗談で送り合っていた」などと言い逃れができる状況なので、奥さまが不貞を認めない限り、証拠としては不十分(弱い)です。

ご主人の目の前で「別れを告げるLINEを送った」としても、浮気相手との関係が続いている可能性も考えられるので、まずは探偵事務所・興信所に相談をして、確固たる証拠の確保に動くことをおすすめします。

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