
こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。
本日は「実録・妻の浮気」として、浮気をした妻に復讐するつもりで離婚を切り出したら、あっさり承諾されてしまった夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 40代前半
・妻 30代後半
・妻の同級生=妻の浮気相手
・息子 小学生
目次
妻の浮気 浮気を猛省させようと離婚を切り出したら
妻とは結婚して15年になります。
結婚する前は、お互いに新鮮な気持ちで恋愛を楽しみ、そんな生活が一生続けば幸せだな…と、淡い想いを抱いて結婚しました。しかし、結婚生活は夢に描いていたものとは遠くかけ離れていました。
特に、娘が生まれてからは、妻は育児ばかりに没頭するようになり、メイクはしなくなるし、髪の毛も適当にまとめているだけで、近所でよく見る「時間のない主婦」の姿になってしまいました。
それでも、家族で一緒に過ごす時間があったので、妻との時間は子育てが落ちついてから取り戻せば良いと考えていました。
変化のきっかけは居酒屋での同窓会
ある週末の夜、妻が中学校時代の同窓会に出掛けました。
担任の先生や同級生全員に声をかけるフォーマルなものではなく、比較的近い場所に住んでいる人たちが居酒屋に集まるラフなスタイルの同窓会だと言います。
娘は既に小学生になっており、私と2人で夕飯を食べながら妻の帰宅を待ち続けました。
しかし、なかなか帰らないため、娘は先に寝てしまい、私1人でテレビを観ながら妻の帰宅を待つことにしました。帰って来たのは、終電前くらいの時間です(深夜0時頃)。
おそらく、その後からだったと思います。
妻が再びメイクをするようになり、新しい服や靴も買うようになりました。
「久しぶりにオシャレに目覚めたの?」
妻にそう言うと、娘が小学生になったことや同窓会で会った友人がキレイだったことを理由に挙げ、時間に余裕が持てるようになったから、またオシャレを楽しみたい!と言いました。
それを聞いた時は「それもそうだ」と思い、妻が「主婦」から再び「恋人」の時のように、美しく変貌することを嬉しく思っていました。
隔週で開催されるプチ同窓会
それから約1か月後。
また「同窓会」と言って、妻が夕方から出掛けて行きました。聞くところによると、前回の同窓会で他にも東京近郊に住んでいる人たちがいると分かり、今度はその人たちも来ると言います。
私も妻も四国の出身なので、東京近郊に同級生が住んでいると知れば、会って語り合いたい気持ちは理解できます。
当時のクラスメイトのこと、先生のこと、地元のこと、懐かしい想い出、お互いの近況…。特に女性は話すことが好きな人が多いので、楽しい会になるでしょう。
この時も、私は娘と留守番をし、快く送り出しました。
ところが、です。2週間後に再び「プチ同窓会がある」と言われて、さすがに頻繁に飲み歩くのは、どうなのか?と思い始めました。
私だって残業や接待で遅くなる日があります。妻ばかりに我慢を強いるつもりはありません。
でも、いくらなんでも隔週なんて、ペースが早いのでは?と思い、妻にやんわりとそのことを伝えました。
「東京に出ている人たちだから独身が多いの。時間があるんでしょうね」
妻は意に介すことなく、この日も出掛けて行きました。普段はしない香水をして、午前中にはわざわざ美容院でカラーやカットをして、です。
もしかして…浮気??
無邪気にテレビを観ながら笑う娘とは対照的に、私の心にはゾワッとした何かがつっかえていました。
浮気調査の結果はクロ!怒りにまかせて離婚を宣言
次の「プチ同窓会」で尾行をしようか?
一度はそう思ったのですが、夜中まで娘を一人にはさせられません。両親や姉夫婦は四国で暮らしており、娘の学校の友だちの家族とも、私は面識がありません。
どうすれば良いのか分からず、浮気調査を請け負っている探偵事務所に依頼をして、妻の行動を探ることにしました。
幾つかの探偵に問い合わせたのですが、1社だけ1日単位で引き受けてくれるところがあり、プチ同窓会の日だけ調査をしてもらうようにお願いしました。
2週間後の週末、プチ同窓会と言って妻が出掛け、その翌々日にあたる月曜の会社帰りに、探偵事務所へ寄って結果を受け取りました。
結果は残念ながら、、、クロ。
写真だけではなく、動画も提供されました。1日だけの調査では、相手の身元などは調べられないそうですが、写真や動画から同じ年くらいの男に見えたので、最初に開かれた同窓会で再会した同級生でしょう。
真実を突き止めてくれた探偵から、その後のサポートについても案内されましたが、別料金のため(お金をケチってしまい)、自分で対処すると言い、自宅に戻りました。
妻の浮気に対しては「怒り」の気持ちしかありませんでした。悲しいとか、虚しいとか、そんな感情ではなく、強い怒りです。
この怒りを鎮めるためには、妻に自分の行いの重大さを思い知って欲しいと考え、帰って早々、娘を部屋に行かせ、すぐに離婚を切り出しました。もちろん、提供してもらった写真も見せました。
離婚を承諾した妻
泣いて謝るだろう…。娘だっているし、専業主婦の身だ。
離婚を切り出したのは、そんな確信があったからです。離婚を拒否して謝っても、しばらくは許さないことを決めていました。泣かれたくらいでは、私の腹の虫がおさまりません。
しかし、私が切り出した離婚を、妻はあっさりと承諾しました。
「悪いのは私だから」「言う通りにする」と言って。
これには慌てました。怒りの気持ちはありますが、妻と娘とは家族でいたい気持ちも同じくらい強く、本気で離婚をしたかったわけではありません。
何も言えずに黙っていると、妻は「本当にごめんなさい」と言い残し、娘の部屋へと行ってしまいました。
その翌日、妻は自ら市役所へ出向き、離婚届をもらって来ました。記名と捺印も済ませ、あとは私が記入するだけの状態になっています。
親権はどうするのか?
住む場所はどうするのか?
財産分与はどうするのか?
何も話し合っていないのに、あまりに展開が早くて、まるで返り討ちに合ったような気分です。
妻に聞いたところ、とりあえずは相手の男と一緒に住むことになっており「娘のことも受け入れてくれる」と言いますが、全く知らない人の元に娘を行かせることには、当然ながら私が猛反対しました。
妻は「私が悪いから財産分与も放棄するし、慰謝料も時間は掛かるけれど、きっちり支払う」と言う一方で、娘の親権については絶対に譲れないと言います。私も絶対に譲れませんし、そもそも前提として離婚に対しても認める気がありません。
やり直したい。
その言葉を最初に言っていれば、状況は変わっていたのでしょうか。今は、なんとか離婚の話をなかったことにして、家族として、夫婦として、関係を再構築したい気持ちでいっぱいです。