実録・夫の浮気

【夫の浮気】不妊治療中だったのに夫の浮気相手が妊娠

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は、不妊治療中に浮気をされてしまった妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代前半
・夫 30代後半
・夫の浮気相手

【夫の浮気】不妊治療中に夫の浮気相手が妊娠

妊娠

私は、結婚5年目の32歳です。

夫はエンジニエア系の仕事に就いている36歳の、ごく普通の人で、決してイケメンとかチャラい雰囲気の人ではありません。仕事柄、突発的な残業や急な休日出勤もありますが、それでも朝帰りは一度もなく、お給料も真面目に全額を渡してくれていました。

私は専業主婦です。結婚する前まではインテリア関連の仕事に就いていたのですが、店舗とのやり取りが多く、土日は必ず出勤しなければならなかったので、2人の時間を作るために、結婚を機に退職しました。

すぐに子供ができるだろうし、育児がひと段落したら、事務職を探そうと思っていましたが、子供に恵まれないまま、5年が過ぎ、現在、私は不妊治療中です。

家事の他に、趣味のお菓子作りをしたり、会社員時代に貯金していたお金でヨガ教室に通ったり、毎日の生活は充実していました。

たまに、昼のワイドショーみたいな番組で芸能人の不倫ニュースや不倫をしている夫婦のドキュメンタリーなどを観ることがありましたが、自分には全く縁のないことだと思っていました。

自宅に来た夫の部下

ある日、夫が会社から呼ばれて休日出勤して行きました。

上司なのか、取引先なのか、詳しくは分かりませんが、電話の向こうで怒鳴っている男の人の大声が、私の耳にも届いたので、私も急いで夫のカバンや靴を用意して、お弁当代わりにおにぎりを作りました。

夫が出て行ってから、30分後くらいでしょうか。

突然、玄関のチャイムが鳴り、宅配便が来る予定なんてあったかな?と思いながら、モニターを覗くと若くて可愛らしい女性が立っていました。

「〇〇会社の〇〇と申します」

丁寧な挨拶をした女性は、夫が働く会社名と自分の名前を名乗り、「〇〇さん(夫)のことで相談があって伺いました」と言いました。

「申し訳ありません。主人は留守にしています」と答えると、意外なことに「はい、本日は奥さまにお話があって伺いました」と言われました。

さすがに、いくら女性でも初対面の人を自宅に入れることに抵抗があったので、すぐに行くからマンションの1階にあるカフェで待ってもらうようにお願いしました。

この時は、まさか浮気相手が自宅を訪ねて来るなんて予想もしておらず、夫が会社で何かをやらかしたのではないか?と心配になりました。

セクハラやパワハラをするような人ではないし、今日の電話が関係しているのではないか?あんなに誰かが怒っていたってことは重大なミスをやらかしてしまったのではないか?

とにかく、夫がクビになるような気がして、どうやってフォローすれば良いのか?ばかりを考えながら、1階に降りてきました。

夫の不倫相手が妊娠!

私の顔を知っていたようで、夫の部下は、私がお店に入るなり、椅子から立ち上がり、深く頭を下げました。

私も「今からお詫びする」気持ちでいたので、立ち止まって深く一礼し、彼女の元まで行き、「〇〇(夫)の妻の〇〇です」と挨拶をしてから、椅子に座りました。

彼女は「単刀直入に言います」と私の顔を真正面で捉え、「〇〇さん(夫)の子供を妊娠しています」と告げました。

予想外の告白に、頭の中は真っ白になり、しばしの沈黙がありました。

ショックさえも感じられないほど、本当に真っ白になって、何も言えないどころか、何も考えられなくなったのです。

女性は、これ以上の沈黙が耐えられなかったようで、ウルトラサウンドの写真を見せながら、1年ほど前から不倫関係にあったことを伝えて来ました。

ここでようやく私もショックを感じました。

私が子供を欲しがっていることを夫も知っているはず、不妊治療で悩んでいることも知っているはず、それなのに…。

「これが夫の子供である証拠はありますか?」

私ができる唯一の抵抗でした。

彼女は不倫を謝罪し、それでも2人で子供を育てて行きたい、と真剣な表情で私に訴えました。私は夫から何も聞いていません。浮気をしていたことも、にわかに信じられません。

「私が一人で決められる問題ではありません」

そう言って、その場を立ち去りました。

帰宅した夫は私の前で困惑

帰宅

休日出勤中の夫に電話をしても、出ませんでした。

大事な話がある、すぐに連絡が欲しい、そう何度もLINEを送ったのですが、返事が来たのは夕方で「今から帰る」と、いつもと変わらない内容でした。

夫は、不倫相手から私の元を訪ねたことを聞いていないのでしょう。

しかし、1時間後に帰宅した夫は明らかに動揺しており、帰宅途中に状況を把握したようでした。私が問い詰める前に「ごめん」と一言謝罪し、「俺も今、聞いたばかりだから」と付け加えました。

「何を?妊娠のこと?浮気相手が来たこと?」

私の問いには答えず、「ちょっと考えさせてくれ」と言ったっきり、しばらくお風呂から出て来ませんでした。

夫が入浴中に、私の気持ちは固まり、出て来た夫に「離婚したい」と伝えました。浮気そのものもショックですが、何より不妊治療をしている私にとって、不倫相手の妊娠があまりにもショックで、どんなに謝られても2人で乗り越え、やり直すことはできないと思ったからです。

夫は離婚に同意しました。

優柔不断で、きっと自分では結論が出せなかったのでしょう。もしかしたら、私から離婚を切り出したことは夫にとっても、不倫相手にとっても、好都合だったのかもしれませんが、そんなことはどうだっていいです。2人がくっついても構いません。

でも、幸せになんてなれないと思います。

それから、1ヶ月もしないうちに、離婚は成立しました。慰謝料は請求し、わずかですが財産分与もありました。この先のことは今から考えなくてはいけませんが、それでも、私は自分の出した結論が良かったと思えるように、頑張って生きていきたいと思います。

不妊治療中に浮気をしてしまう心理3つ

不妊治療によるストレスから解放されたいから

不妊治療中に浮気をしてしまう旦那の心理の一つ目は、不妊治療によるストレスから解放されたいというものです。不妊治療をするということは、旦那さんも奥さんも子どもが欲しいけど、なかなか授からず治療をしています。このことから、やはりお互いにストレスを感じやすいです。不妊治療の期間が長ければ長いほど、子どもができるのかの不安や体力・精神的にもしんどくなってきます。

そして余裕がなくなってくれば、夫婦の会話も次第に不妊治療について話すことが増えることもあります。そうなると明るい楽しい話ができなくなり、ますます夫婦の時間も苦痛になります。そのストレスから解放されるために、不妊治療のことを考えずに楽しく話したり、気軽に性行為をできる女性を求めるようになります。子どもができないと気持ちに余裕もなくなってくると思いますが、夫婦で楽しく過ごせる時間を作るように心掛けると良いかもしれません。

不妊治療によって性行為が義務的になるから

不妊治療をしていると、排卵日を狙って性行為をするようにしたり、タイミングに関して医師から指示されることが多いです。そうなると、なかなか夫婦で楽しんで性行為をするというよりは、子どもを作るために頑張って性行為をするようになってしまう傾向があります。性行為をする目的が、パートナーと楽しみたいという気持ちから、子どもを作るためにやっているという認識になってしまいがちで義務的に感じることがあるようです。

自分(旦那さん)は子どもを作るためだけに性行為をしている、と認識してしまうとついネガティブになり、楽しんで性行為をできる相手を求めてしまうことがあるようです。

不妊治療によるストレスで夫婦の関係が悪化した

不妊治療をしてすぐに授かれば良いですが、なかなか授からないこともあれば、授かっても何度も流産や死産を繰り返す方もいらっしゃいます。不妊治療は体力的にも精神的にも疲れてしまうことがあります。

子どもを作るために必死に頑張っても授からなかった場合に、強くストレスを感じてしまうこともあります。そのストレスが原因で、少し気に食わなかっただけで怒りやすくなってしまったり、八つ当たりをしてしまうこともあるでしょう。そういった事の積み重ねで夫婦関係が悪くなってしまうことがあります。

そんな時に楽しく遊べる女性に癒しを求め、つい浮気をしてしまうことがあるそうです。

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