禁断の探偵社に突撃インタビュー!現代日本の浮気調査現場とは?</span >「幸せの廻り道」浮気探偵.com×「やり直しのサポートパートナー」MR探偵
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日本有数の大手探偵社の1つであるMR探偵社の岡田社長から、実際の浮気相談の流れを説明頂いたり、調査報告書例を見せて頂く事ができました。他にもプロの視線から見た良い探偵社の選び方のコツも。
探偵社が見つめるリアルな浮気調査の現場とその取り組みをぜひご覧ください。
相談者の男女比は「4:6」の時代に、W不倫のケースも増加!浮気・不倫発覚後に選ぶべき選択肢とは?
―――MR探偵に来られる相談者の男女比はどうなっていますか?
15年前は、男性からの依頼は1割~2割ぐらいでした。今では、「男女比が4:6」 まで来ている時代です。以前は、奥さんが家を出ていってから旦那さんが相談に来るケースが多く、女性の浮気や不倫なんてありえない!という方がほとんどでした。
ただし、近年はドラマやニュースでもあったように女性の浮気や不倫も近年でだいぶ表面化しているように見受けます。そういった状況の中で、女性側の浮気や不倫を受け入れ、自分に原因があったんじゃないかと冷静に受け止めて相談に来る男性がとても増えた印象です。
―――どの様な相談やユーザー属性が一番多いですか?
一番多いのはやはり、「40代の主婦層」の方々です。そういった方達は50歳になる前に、早めに離婚をするのか、やり直しをするのか人生を決断される方が良いと思っています。
その他のケースとして、近年ではW不倫のケースも多くなってきています。
また、お子さんを持たれている方の相談もとても多いです。年齢の幅は、20代~70代までありますが、当社における平均年齢は「48歳」です。
―――相談者の最低年齢や最高年齢は?
最低年齢は、20代前半の方です。最高年齢は、70代後半の方もいらっしゃいます。以前のトラウマで相談に来られる方であったり、ダンス教室での出会いが不倫に発展されるケースなども多いです。高齢の方での浮気や不倫もとても多くなっている印象です。
―――御社の体制を教えてください。
グループ全体で、相談員は常に10名以上を配置しております。調査員も常時40~50名体制を敷いています。その中でスタッフの男女比は2:1です。
他社に無い弊社の特徴としては、「夜間電話相談員として女性スタッフを2名常駐」 させています。24時間、電話とメールの相談対応が可能です。
他社では転送電話にしていて、夜間の電話だと寝ているスタッフが起きて対応するケースがほとんどだと思いますが、それをやってしまうと、どうしても手を抜いてしまったり、集中できないケースがあるので、きっちりお客様に寄り添って対応が出来るように、当社では24時間体制で人員を配置しております。
―――スタッフの育成について力を入れている部分はありますか?
探偵社には珍しいかもしれませんが、コンサルタントを入れて会社全体で評価制度のシステムを導入しています。各部門のスタッフごとにお客様に対して、きちんとした対応が取れているかどうかを厳しく管理をしており、マニュアル整備も徹底しております。
また、当社の場合、探偵学校自体を開校・運営しております。探偵は誰でもなれる職業です。ただし、誰でもなれる分、卓上で法律やコンプライアンスを学ぶ場が必要だと感じています。その必要性を感じ、10年前から自分達自身で立ち上げることにしました。当社の調査員スタッフに関しては、全て学校を卒業した人材を採用しております。
日本に探偵社は4000~5000社あると言われていますが、多くの探偵社は個人が1人~2人でやってらっしゃるところばかりです。大手と呼ばれる探偵社は数社しかありません。その中でも、探偵はグレーというイメージを払拭して、人間性を高められるような組織にしていきたい、知識も明るく法令遵守をきっちり行っているような敷居の高い探偵社にすることが目標です。
そのために、社内で外部からの講師を呼んで、積極的なセミナーなども行っております。
ここでは、まず私自身が学び、社内に正しい知識を伝えられるように日々学習をしています。
―――相談の流れを教えてください。またはその中で、ユーザーへの接し方に対して、何か心がけているものはありますか?
流れとしましては、広告をご覧になったお客様が電話やメール、LINEでお問い合わせいただきます。その段階で、正当性があるかどうかを判断させて頂き、当社でもお力になれる案件であれば、弊社の相談室かお客様の近くまで出向いて、「無料見積もり・無料相談」 を行なわせて頂いております。
探偵社には事務所が無い所も多いので、基本的には弊社の会社や相談室を見て頂いたほうが、お客様も安心されると思いますので、基本的には相談室にお越し頂くことを推奨しております。
そこで当社としてはカウンセラー2名体制で 、きっちりカウンセリングを行いお話を聞くことを心がけています。お客様にとって、今後何が必要か、どんな証拠が必要かをカウンセラーがお客様と向き合って話すことによって、判断しています。その後に、きちんとお見積りをご提示させていただいています。
もちろん調査に関して、ご不安な点があれば、調査班の班長が常に常勤しておりますので、同席をさせて、お客様の調査に関するご不安を取り除いてご相談を受けております。
契約に関しては、当日でも構いませんし、1度お持ち帰りして頂いても構いませんが、私も驚きだったことに「8割」のお客様が当日に決めて行かれます。おそらくご依頼者様の勇気や勢いというのもあるのかもしれません。また、その他の2割の方はお持ち帰りになられ、他社との相見積を取ったりされるのだと思います。そういった方でも、再度当社の方に来られて契約される方もいらっしゃいます。
また、当社ではお客様のために調査報告期間中・調査報告後、共に「1ヶ月無料のカウンセリング期間」を設けています。基本的には「担当カウンセラー制度」設けていますので、最初から最後まで担当カウンセラーが、お客様の対応を行います。
―――御社の価格帯は業界的にどうですか?また、良い探偵社の選び方とは?
業界の中では、安くも高くもなく、一般的な価格帯です。悪徳な探偵事務所は、調査料金だけ得て、調査をしない事務所もあります。最初は低料金を謳っていても、調査報告書を渡す時に追加で請求されるケースもあるそうです。
そういった業者に引っかからないためにも、必ず事務所へ訪問されることをおすすめします。ダミーのオフィスではなく、きちんと事務所は存在しているのか、相談室はあるのか、それが見極める大事なポイントです。
後は、セキュリティですね。探偵社の場合、大切な個人情報をお預かりしています。セキュリティ面の確認をする事も良い探偵社を選ぶために非常に重要です。
―――上手く料金を抑える方法はありますか?
事前の情報が多く、パートナーが不貞を働く行動パターンや日程を把握されている場合は、調査期間を短くすることが出来ます。また、こちらでそういう日程調整をさせて頂きます。
ただし、注意点としては、相談者様が逆に探りを入れ過ぎて、警戒され発覚するケースや調査が困難になるケースがあるのでやり過ぎは注意です。無理にスマホを見るとか、スケジュール帳を見てしまうのは特に厳禁ですね。また、調査中でも途中経過を知ってしまい、居てもたっても居られなくなり、依頼者様が調査現場に現れるケースもあります。
調査期間中は、依頼者様にとても辛い時間になるとは思いますが、調査に関しては全て私たちに任せて頂き、そういう時こそ普段やらないような事をして、気分を紛らわせて貰えればと、私も自分の経験から強く思います。エステでも温泉に浸かるでも、何でも良いので調査の事から離れて、気分転換をすることは1つの大事なことです。
―――調査報告書はどういった形式で出されているのですか?
こちらの調査報告書例をお見せしますね。
《今回、岡田社長のご厚意で、特別に調査報告書例を公開して頂くことが出来ました。》
↓ 実際の報告書はコチラ ↓
―――調査報告書提出後に気をつけられているポイントなどはありますか?
証拠は3年間有効です。離婚する事もできますし、離婚を拒否する権利を持つことが出来ます。有責配偶者からの離婚の申し立てはできません。証拠は1つの武器といえます。
現状維持をするにしても、3年間の間に離婚をするのか、やり直しをするのか
今後のライフスタイルをどう歩んでいくのかをきちんと見つめる期間にしても良いと思っています。3年間あると、あきらめがついたり、自分が悪かったのかな、もう1度やり直そうかなと反省したり、直ぐに結論は出さずに、冷静に自分を見つめる期間にして欲しいなと思います。
―――ありがとうございました。最後に、全国の浮気や不倫に悩んでる方々へ一言をお願いします。
毎晩パートナーの帰りが遅くて白か黒か迷ってらっしゃる方、ストレスでお子さんに八つ当たりしてしまっている方、毎日が辛くて気持ちが暗くて沈んでいる様な方であれば、一日も早く真実を知って前を向けるような選択をされた方が良いと思っています。
一時的に見てみないフリをしたとしても、わだかまりは残ります。白だったら、それでスッキリしますし、黒であればそこから次の行動をしっかりと考えることが出来ますし、私達が寄り添って支えることができます。1度でも疑いを持った場合は、1人で悩まず、勇気を出してお気軽にご相談下さい。
<浮気探偵.com編集部より>
「禁断の探偵社に突撃インタビュー」ということでMR探偵社様について前編と後編に分けてお送りしてきました。普段見ることのできない「調査報告書」や「実際の事務所の様子」など探偵の世界を垣間見ることができて、かなり新鮮だったことだと思います。特に、1分単位で写真と行動が記録されているサンプル資料は刑事ドラマなどで見る犯人の捜査資料そのものにしか見えません。どの写真の死角から撮影されたもので、もしも自分が同じように尾行されてしまったら写真を撮られてしまうのは間違いないと思いました。
在宅ワークやマスクの着用が普通になったことで顔が隠れていたり、そもそも自宅から外に出なくなることで探偵から尾行されて写真を撮られることもなくなるとは思いますが、人間なので外食をしたり、遊びにいったりと誰かに見られてしまうリスクをゼロにすることは難しいと思われます。
また、一番相談が多い層が「40代の主婦層」であることも意外でしたが、50代になる前に離婚かやり直しの決断をすると聞いて納得しました。一番良いのは、浮気をした側が反省をして謝罪をし、改めて夫婦の関係をやり直すことだと思います。
東京都出身。家庭問題による離婚を経験し、「同じ境遇で悩んでいる女性たちの力になりたい」との想いを抱く。2003年、総合探偵社・株式会社MRを設立。浮気調査や人探し、裁判証拠収集などの基本的な探偵業務に加えて、夫婦間の問題には心のケアが必要という考えから、業界初の「カウンセリング担当制度」を 導入。その新しい視点が反響を呼び、探偵業界で売上 No.1を達成する。2008年、専門的技術を備えた探偵を育成するためにMR探偵学校を開校し、学長に就任。現在、注目の女性社長として、様々なメディアに取り上げられている。MXテレビ『そこが知りたい!オトナの好奇心!』、ラジオ日本『岡田真弓の未来相談室』にレギュラー出演中。2017年『一般社団法人ライフメンター協会を立ち上げ、より多くの人々の悩みと向き合う。著書「夫を夢中にさせるいい妻の愛されルール」が発売中。http://www.tantei-mr.co.jp/lp/book/