実録・夫の浮気

【夫の浮気】友人の浮気告白~実録~

こんばんは。
浮気探偵.com編集部です。
本日は、陽子さん(仮名)の実体験をお伝えします。

友人の告白~夫の浮気:実録~

平穏だった家庭が一変したのは、明美さんと言う女性と出会ったことからでした。

お茶

明美と初めて会ったのは、近所にあるオシャレな雑貨屋でした。
「今、手にしているマグカップ素敵ですよね。私もイイなぁ~って思って」
いきなり話しかけて来た屈託のない笑顔に、私はとても戸惑いました。
(誰?この子…。販売員でもなさそうね…。何かの勧誘かしら?)
愛想笑いを浮かべながら適当に相槌を打ち、逃げるように、けれどもそれを悟られないように、少し足早でその場を立ち去りました。

「あの、昨日もお会いしましたよね?やっぱり!そうだ!あの雑貨屋さんで!!」
二度目に明美と会ったのは、その翌日、カフェで紅茶を飲んでいる時でした。明美は私の断りもなく目の前に座ると、あの後、私が手にしていたマグカップを買ったことを伝えて来ました。そして、ビニール袋から水色のサマーセーターを取り出すと、それを私に広げて見せました。
「あ!それ・・」
前日、雑貨屋に立ち寄る前に行った洋服屋で見つけたサマーセーターは、見た目も肌触りも私好みで、今日この後、まさに紅茶を飲み終えてから買いに行こうと思っていたものでした。
「その服、一点ものよね?」
私が明美に言うと、明美は驚いた表情を浮かべて、私に尋ねました。
「え?知っているんですか?雑貨屋さんの近くにあるショップで見つけたんです。あそこ、センスいいですよね~」
「うん。実は私も狙っていたの」
そう打ち明けると、明美は笑って言いました。
「私たちって好みが似ているのかもしれませんね」

この日をきっかけに、オーガニックコスメのショップやケーキの美味しい喫茶店で、たびたび明美と遭遇するようになり、それに伴い会話の内容も、スイーツや洋服の情報交換から身の上話に変化していきました。
「明美ちゃんは私よりも若くて可愛いんだから、そんなひどい男のことなんか忘れて早く次の恋に進まないとダメよ」

明美がよく口にしたのは彼氏の話でした。
正確に言えば、一方的にその男性に捨てられてしまったので、彼氏ではなく元カレになります。
明美の話を聞けば聞くほど、私は彼女に同情し、同じ女性として許せませんでした。

その男性と出会ったのは、今から1年半前の飲み会でのことだそうです。
やたらと話が合ったので、連絡先を交換し、週に何度も食事に行くようになったと言っていました。もちろん、食事のあとはホテルへ行き、2人の関係は日に日に親密になり、男は明美に「明美と俺の間に子供が生まれたら幸せな家庭が築けそうだな」とか「明美には白よりピンクのドレスが似合いそうだ」とか、結婚を匂わせるような言葉を送っていたと言います。

いつしか明美は彼との結婚を夢見るようになり、それは女性として当然の流れだと思います。

明美が彼の嘘を知ったのは、出会ってから1年が経とうとしていたクリスマスの頃だったそうです。普段は彼の方から、しつこいくらい電話があるのに、初めて2人で迎える予定だったクリスマスを前に、いきなり連絡が途絶え、明美の方から彼の携帯に電話をすると、電話の奥から、あどけない男の子が声が聞こえて来たと言います。
「もしもし、もしもし・・・。ねえ、パパ~、電話だよー」
動揺した明美が電話を切ってしまっても、彼から折り返しの着信はなく、その翌日、明美が勇気を振り絞って、もう一度電話をすると、彼は怒った口調で言ったそうです。
「電話は俺から掛けるって言っただろ?いい加減にしてくれ。ああ、あれは俺の子供だよ。は?付き合っている?誰が?俺たちが?そんなこと俺が今まで一度だって言ったか?独身だって言ったこともないのに、勝手に勘違いをして、挙げ句にしつこく付きまとうなんてストーカーのすることだ」

そのショックは今でも癒えていない、明美はそう言って泣き崩れたのでした。
「明美ちゃん、恋をすることが怖くなったかもしれないけれど、そんな男性ばかりじゃないわ」
いつも最後は決まって、明美の元カレの話になるので、その都度、私は明美を励ましていました。すると、明美も必ずこう聞き返します。
「じゃあ陽子さん、ご主人のいいところを10個挙げて下さい」

私は夫の良いところ、夫婦でいられることの喜び、家族の素晴らしさ、そんなポジティブな側面を可能な限り思い浮かべて伝えると、いつも明美は途中で泣き出しました。
(かえって逆効果なのよね…この内容だと)
そう思って、話の矛先を変えることもありました。
「明美ちゃんだって、私が欲しがっていたマグカップやセーターを、私より先に買ったでしょ。それだけじゃないわ、あのコスメも明美ちゃんはラインで揃えているし、スイーツだって私が買ってみようかな?って思ったものは、全部先に食べているでしょ。そういうことって主婦じゃできないものよ。お金を自由に使えないんだから」
そうやって宥めると、明美は泣きはらした目で上目遣いをしながら「陽子さんと私って、つくづく好みが合いますよね」と言って、少しだけ笑ってみせるのでした。

半年が過ぎると、私と明美は最も頻繁に連絡を取り合う間柄になりました。
同じものが好きだからこそ、いつだって会話が弾みます。私の友人2人を明美に紹介し、明美も私に友人2人を紹介してくれ、女6人で温泉旅行へ出掛けたこともあります。温泉でも明美は号泣しながら元カレの話を披露して、私の友人も一緒になって、その男の悪口を言い合い、夜中まで盛り上がったりしました。

そして、あの夜になったのです。

明美の元カレの正体に唖然

温泉へ行った女6人でホームパーティをすることが決まり、初めて私の家へ、みんなを招きました。ホームパーティーの準備は、私の友人2人と夫が手伝ってくれ、あとは明美と明美の友人2人を待つだけとなりました。
ピンポーンピンポーンピンポーン。
チャイムを連打する音が聞こえたので、息子と一緒に玄関の扉を開けると、そこには私が好きなスイーツ屋の紙袋を持った明美が、にこやかに立っていました。2人の友人も一緒です。
温泉旅行へ行った女6人と、私の夫と息子。合計8人で和やかなホームパーティーを始める直前、明美がいきなり、みんなの前で私の夫へ挨拶を始めたのです。

「お久しぶりです。私を捨てたカズトモさん」
明美の言葉に耳を疑い、夫の顔を見ると、夫はひどく狼狽し、必死でとぼけた表情を作っていました。
「まさか、こんな所で会うとは思いませんでした。陽子さんのご主人だったんですね。皆さん、私を騙して捨てた元カレは、この人です」
夫が何かを言おうとする前に、明美はスイーツ屋の紙袋から何枚もの写真を取り出し、おもむろに撒き散らしました。
そこに写っていたのは、間違いなく私の夫と明美でした。食事をする2人、おどけた顔をする2人、ベッドでの2人…。一夜だけの間柄じゃないことを証明するかのように、写真の中の2人は髪や洋服の袖の長さが違い、明美が話すように約1年の歳月が流れていたことを確信しました。

私の友達が、息子の手を引き、奥の部屋へと連れて行くと、明美は私に言いました。
「私と陽子さんって好みが似ていますよね。男は先に取られたから、他のものは全て私が先に買い取りました。あのマグカップもセーターも、コスメもスイーツも。陽子さんが欲しがっていたものは全て手にして、すぐに捨てました」

明美は全てを知ったうえで、私に近寄って来たのです。私の行動を監視し、完璧に嗜好を把握し、私だけではなく、私の友人からも信頼を得て、元カレの卑劣さを刷り込み、みんなと夫が揃う機会を見計らって復讐を実行しました。

夫を見ると、ただ顔を真っ青にして俯いていました。
そして明美を見ると、明美はいつものように私に笑みを浮かべ返し、冷たい声で言いました。
「その男も要りません。人の心を平気で踏みにじるような男です。それなのに、陽子さんったら、夫のいいところや夫婦の素晴らしさを言うんだもの。いつも笑いを堪えるのに大変でした。私もこの男に騙されていたけれど、陽子さんも騙されていたんですよ。同じ被害者なのに、私に恋愛を説く資格なんてないと思いませんか?」

明美が部屋を出て行くと、友人たちも気まずそうに次々と部屋から出て行きました。
うなだれる夫の後ろ姿に、奥の部屋から出て来た息子が、パパ~パパ~と無邪気に声を掛け、その幼い声だけが虚しく響き続けた夜でした。

クリスマスパーティー

<浮気探偵.com編集部より>

明美・・・どうして陽子さんを標的に…。
陽子さんは何も悪いことをしていないと思うのですが…。

時として浮気の復讐は、当事者以外に矛先が向けられることもあります。実際の事件でも、男性が当事者の女性ではなく、その女性と交際していた男性に危害を加えたこともありました。

浮気や不倫のことを、火遊びと表現することがありますが、火遊びは正しい火消しをしないと大惨事を招きます。
もちろん、火遊び自体が良くない行為ですけど…。

このように自身に非のない復讐に巻き込まれないためにも、日頃からパートナーの行動には気を配っておいた方が良いでしょう。
それにしても執念とは、どんな力よりも漲(みなぎ)るものなのでしょうね…。
クワバラクワバラ。

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